2016/10/12

自転車競技部


充実の4日間

◆2016年文部科学大臣杯 第72回全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
8月25~28日 伊豆ベロドローム、日本CSCサーキットコース
 全国の強豪たちが学生日本一をかけて競うインカレ。トラックでは関谷(観3)が4kmIPで自身の持つ立大記録を大きく上回る記録を打ち出した。また、チームパーシュートでも立大記録を更新。立大が苦手とするトラックは、中身の濃いものとなった。しかし、最終日に行われたロードレースでは落車が原因となり関谷、澤部(済2)がレース序盤でDNF。トラックとは対照的に課題が残った。

集団をとらえる橘田
○4kmIP
2名ずつ出走し、タイムを競う。この競技には関谷が出場した。今までの不調を感じさせない快走を見せた。自身が持つ立大記録を4秒以上上回る4分44秒890を記録するも19人中10位。上位4名しか進めない順位決定戦に駒を進めることはできなかった。

○チームパーシュート
  団抜きと呼ばれるこの競技は4人1組でタイムを競う。立大は、関谷、大塚(済3)、澤部、橘田(現1)の4人で挑んだ。エースである関谷を中心にチームを引っ張っていく。終盤で大塚が離脱し、3人で懸命にペダルを踏む。最後は3人並んで4分36秒989でゴール。立大記録を更新するも19校中14位だった。「インカレの舞台では全く戦えていない」(澤部)と悔しさをにじませた。

○ケイリン
 ケイリンはペーサーの後ろで4選手がスタートライン上に横一列に並び、同時にスタートし、2kmをスプリント勝負し、最終着順を争う競技。立大からは大塚が出場した。午前中の予選では勝ち上がれず、敗者復活戦へ臨んだ。他大の選手に出遅れ、最後尾でのスタートを切った。その後も、必死に前の選手に食らいつこうとするも差は徐々に開いていく。結局、順位が変動することなく4位でゴール。悔しさが残るレースとなった。

○男子ポイントレース予選(10㎞)
 澤部が出場。序盤10周は周りの選手の動きをうかがいながら先頭集団を引っ張る。しかし、ポイントの入る最後の周で他大学の選手の追い上げに負け中盤に進む。決勝進出の為、ポイント獲得が必須な澤部はここから意地を見せ、20周目を4位、30周目を2位でポイントを重ねる。攻めの走りで最終的には6位、見事決勝に進出した。

○男子ポイントレース決勝
 予選を6位で通過した澤部。距離も出場選手数も倍になった決勝での入賞を狙った。序盤は落ち着いた走りで集団の中盤を走り、上位の動きを伺う。その後レースは均衡するが、10周を過ぎた段階で澤部のいる集団が1位集団と周回差をつけられてしまう。ポイントを周回差の上位陣が独占し、展開が難しくなる。走りとしても少しずつ離されてしまった澤部は残り10周を残した段階で集団から差をつけられてしまいDNF。満足のいく結果とはいかなかった。

〇スクラッチ
 スクラッチは、7.5km・30周を走り最終着順を競う。トラック競技場で行うロードレースとも言われている。予選には、立大からインカレ初出場の橘田が出走。序盤から積極的な走りを見せ、3周目からは先頭に踊り出る。独走を続けるも、10周目に入り集団に吸収されてしまう。その後も、前方と後方を繰り返しながら、懸命に集団に食らいつく。しかし、終盤先頭集団が一気にスピードを上げると、その速さに付いていけず10位に終わった。悔しくも、予選突破とはならなかったが、終始攻めの姿勢を見せた橘田。収穫の多いレースになったことは確かだ。

○ロードレース
 前日までのトラック競技を終え、残るは最終日のロードレースのみとなった。傾斜が激しく、完走することも大変な過酷なインカレのロードレース。疲労が残る中、立大からはエース関谷、澤部が出場した。レース序盤、二人はメイン集団の少し後につく。3周目、前日の雨でぬかるむ地面から澤部が落車。直線のスピードが出る直線での落車だったため、自転車は壊れてしまう。幸い大事に至らなかったものの、とても悔しい結果に終わった。同じく関谷も、途中落車事故に巻き込まれてしまう。懸命にペダルをこぎ続けるも9周目でDNF。他大の強豪選手も落車によるDNFが相次ぎ、波乱のロードレースとなった。

○その他の結果
▼男子1kmタイムトライアル 大塚が1:10、349で32位

 このインカレを経て、主将が阿部(済4)から関谷に交代となった。チーム作りや部の体制強化など、二年間主将として阿部が残したものは大きい。立大が得意とするロードレースでは、まさかの関谷、澤部がともにDNFに終わった。しかし、彼らは関谷を主将に新体制で前に進んでいる。いよいよ勝負の秋、今大会の悔しさを糧にRCS行田シリーズではさらなる活躍を期待したい。 

(9月30日 板𣘺文惠・小花優衣・川村健裕)

◆コメント◆
大塚
1,2年生の時に比べて、自分が出場する種目数が増えたのでいかにうまく両立するかを目標にやっていたんですけど、結果を見ると全部中途半端に終わっちゃったかなっていう印象があります。特にケイリンはやっぱり展開が読めていなかったいうのと、位置取りも悪かったので勝てないで終わってしまって。1キロは自己ベストを更新できなくて。唯一チームパーシュートは立大記録を更新できたのが良かったです。あとは一緒に走っていたメンバーが立教新座出身で高校一年の時から下は中学生の時から知っていて、頑張ってきたので。そのメンバーで大学生になって、記録作れたのはうれしいです。
澤部
3周目で30人ぐらいの落車に巻き込まれてしまって。代車を使っても間に合わなくて。ロードに重点を置いていたんで全く納得できる結果ではなかったです。これから冬のレースがたくさんあるのでそこに向けてやっていきたいと思います。クリテリウムが多いので体を作り変えていきたいです。来年のインカレのロードでは、最低完走、できれば20位以内に入りたいです。
橘田
 スクラッチは決勝に上がって、あわよくば入賞。団体追い抜きは立教記録の更新を目標としていました。 頭でわかっていることが全くできていなくて、難しかったですね。やらかしたな、というのが第一印象ですね。(先輩3人と走って)前からよく知っている先輩なので、特に感じることはないが、3人とも先輩方は大学でしっかり伸びた先輩ばかりなので、そういったところは本当に尊敬しています。勝てなくてももう一度全国の舞台で自分の力を試したいと思ったので、また明日から頑張りたいと思います。冬の大会でクラス2に上がって、神宮の大会で関谷さんと澤部さんとともに出場して、2人の力になりたいな、と思います。まずはRCSでクラス2に上がります。
Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.