2016/10/15

女子バレーボール部


執念のバレーで掴んだ笑顔勝利!

◆2016年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦◆
10月2日 対国武大 立教大学池袋キャンパス
秋季リーグ 第5戦
立 大
26-24
国武大
25-19
14-25
20-25
17-15

開幕からここまで順調に勝利を重ね、今季5戦目を迎えた立大。対するはエースを中心とした固い攻撃が武器の国武大だ。試合は立大優勢に始まるも苦しいフルセットでの勝負となった。しかし、最後は粘りのバレーで勝利をものにし、開幕5連勝で見事Bグループ1位通過を決めた。
相手のブロックを見極め,スパイクを放つ杉坂(法1)

第1セットは山田(コ4)のアタックでの先制から開始する。しかし、中盤は相手の攻撃にミスを誘われ、16-16と詰め寄られる。そこから相手アタッカーの猛攻で5連続失点。この局面で起死回生の一打を放ったのは主将・山田だ。レフトから放ったスパイクがブロッカーの間を抜け、相手の勢いを断ち切った。そこから立大の逆転劇が始まる。杉坂(法1)のレフトからのストレートが相手陣地に強烈に刺さり、1点また1点と点差を縮め、ついにデュースへ。26点目は国武台のタッチネットに終わり、波乱の第1セットを制した。

続く第2セットで、立大は終始優位な試合展開を見せる。ブロッカーが冴え、相手のスパイクをことごとく跳ね返した。樋沢(観1)が機転を利かせたクイックでつなぎ、相手の意表をつく。タイム中に「攻めながらもミスはしない」と全員で意識を高めた。その言葉通り、攻めのバレーを見せた今セットは、最終的に6点差をつけ、セットカウント2-0で勝利へ王手をかけた。

勝利を決めたい第3セット。しかし、相手エースに守備の穴をつかれ、コートにボールが落ちる。悪い流れが生まれ、次第にミスが目立ち始める。タイムや選手交代でこの失点を断ち切ろうと試みるも相手の勢いは止まらない。もどかしさと焦りを抱えたまま試合は、大差をつけられ、勝負は次のセットへと持ち越された。

勝利を決めて喜び合う選手たち
第4セットでは流れを奪おうと必死に攻め続けた立大。徐々にスパイクが決まり始めたがミスによる失点も多く、調子が上がりきらない。そんな中、山田のスパイクを中心に試合を組み立て、立て直しを図る。しかし、点差を縮めきるまでに至らず、2セット連続で落としてしまう。

第5セットは15点で勝負が決まる。そのため。早めに点差をつけたいところだが、両者譲らぬ大熱戦となった。立ち上がりは相手のパワフルなスパイクと立大のミスで先行を許すも、松永(観2)の放ったライトからの鋭いクロスで立大は勢いづく。相手にあらゆる方向からアタックを打ち込まれ、苦しいロングラリーが続く。しかし、リベロの川村(法3)を中心にコートを広く守り、攻撃につなげる。
相手のマッチポイントがかかった場面、会場は静まり返り、観客も息をのむ。ここでセッターの植草がトスをつないだのは、レフト杉坂だった。相手ブロックに思い切り打ち込まれたアタックはコートに落ち、再び立大を勢いづかせる。一度は勝機を逃したかのように思えたこのセット、粘りに粘り、14-14のデュースにまで持ち込んだ。立大の連続得点、そして最後は加藤菜(社1)のフェイント。ボールが相手コートについた瞬間、会場は大歓声に包まれ、選手たちの顔には安堵の笑顔が浮かんだ。

2セットを先取し勝利に王手をかけるも、相手の分析力の高さに苦しみ追い込まれた今試合。「ベンチで志織さんが泣いているのを見て、絶対にこんなところで負けられないと思った」(杉坂)。勝ちたいと必死に食らいついた立大が掴んだ、執念の勝利であった。グループ1位通過を決め、次に狙うは3部優勝。最後に勝負を決めるのは「絶対に2部に上がる」その気持ちだ。チームの力をより一層高めた立大は、運命の順位決定戦に臨む。
(10月9日・豊島絹乃)


◆コメント◆
#1山田志織(コ4)
「ホッとしているの一言です。苦しいところで勝ち切る、というのは良い収穫になったけど、苦しい展開になってしまった原因はいくつもあったので順位決定戦までに改善したいです。しっかり相手を崩せるサーブを打つことと乱れた時でもフルで攻撃できるようにすることを順位決定戦までにチームとして改善したいと思います。上に上がるためには3部で優勝して、入れ替え戦で上の最下位と当たることが1番の近道だと思うので、そのためにはまずはやれるメンバーで1位通過したいです。どれだけ元気よくできるか、という部分もカギになると思います。あとは「絶対に2部に上がるんだ」っていう気持ちを全員がどれだけ強く持てるか、で良い方向に変わっていくと思うので下級生にもそういう気持ちを持ってもらえるようにまずは私から頑張りたいです。」

#15 杉坂郁美(法1)
「この一週間、昨日の試合と今日の試合の相手のデータを取って、とりあえずいつも通りに、内容を濃くしようと、質を高めるような練習をしました。自分たちのミスで流れがつかめないことがあったので、攻めるけどミスはしないということをタイムで話していました。今日の最後の時に、自分が前のレフトでパッとベンチを見たらキャプテンのしおりさんが泣いていて、これはやばいなと。負けたらしおりさん引退だったので、それを見た時に絶対こんなところで負けてられないと思いました。次の入れ替え戦でも勝って、しおりさんと笑顔で終われたらいいな、と思っています。」

#16 樋沢玲英(観1)
「最後はああいう展開になってしまったんですけど、自分の中では楽しくできたな、と思います。国武大はエースがドンっといて、それについていくチームっていう感じで、崩れづらいというかすごく最後まで粘り強いチームで大変でした。私はサーブカットが結構安定するようになったので、動いていろんなところから攻撃、という風に練習してきました。立教は、もともと2部でやっていたチームなので、これで満足しないでもっと上を目指したいと思います。リーグで全部勝って、入れ替え戦も勝って、2部昇格というのがこの秋の目標です。」

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