2016/10/17

ホッケー部女子


次戦への希望

◆平成28年度関東学生秋季ホッケーリーグ 3回戦◆
10月2日 対慶大  駿河台大学ホッケー場
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立大
0-4
慶大
1-0

 秋季リーグ開幕から勝ち星を手にすることができていない立大。選手達の表情には焦りが浮かぶ。第3戦の相手は長年ライバルとして立大が打倒を掲げてきた慶大、決して楽な戦いにはならないだろう。その予感通り、早い時間に慶大に先制点を許しそのまま連続して失点。後半は反撃の姿勢をみせ、互角の戦いで1点を返したが前半の失点が響き、1-4で敗北した。

秋とは思えない強い日差しの下、前半が始まった。試合開始直後から慶大に激しく攻め上がられ、開始から1分も経たないうちに先制点を決められてしまう。慶大は立大に陣形を立て直す暇を与えず、前半10分までにさらに2点を追加。相手に着実にボールをキープされてゴール前へと運ばれ、ディフェンスに徹する時間が続く。片エンドで展開する苦しい流れを断ち切ろうと選手たちは奮闘し、14分、相手ゴール前に迫り立大が最初のシュート。惜しくもキーパーに阻まれるが、このチャンスを契機として立大がボールを持つ時間が徐々に増え始める。高久(文2)を中心としたパス連係が見られ、27分高久がゴール前の味方を狙って送球。しかしわずかにタイミングが合わず、自陣に戻してボール回しをする中で相手に奪われ、4点目を献上。0-4で前半を折り返すことになった。

後半に入り、立大の攻撃は前半に比べ積極性を増す。高久が内側に運んでシュートを放ち、訪れたピンチに全員がプレッシャーをかけて対応。後半7分には相手のシュートコースをつぶし、自分たちのチャンスに変える。この細かい守備に慶大も攻め手を失い、立大が攻勢に転じる。自陣で攻撃を組み立て、前線にボールを送るが通らないもどかしい時間が続く。試合終了間際、ついに待望の瞬間が訪れる。獲得したPCのボール出しは石井。すぐさま反応し上瀧(社4)がたたきつけたボールは慶大のディフェンスにはじかれるが、高久が詰めて押し込み得点となる。得点から間もなくして試合は終了した。

ゴール後、仲間のもとに駆け寄る高久
結果の数字だけを見れば1―4と敗北しているものの、後半の立大は慶大に決して劣らない連係・守備・攻撃を見せ、観客を沸かせた。試合後、選手たちは口々に「もっと立ち上がりから攻めていけていれば」と語った。苦戦を強いられながらも、彼女たちは自身の課題を感じ取っている。次の試合に向け反省を生かし、今季初勝利のため歩みを続けるだろう。


(10月13日・広瀬春香)



◆コメント◆
主将・上瀧

「全てのプレーにおいて慶応に一歩出るのが負けていたのが結果につながったのかなと思います。2ー0が目標で、立ち上がりから17分、半分までに1点ショートコーナーで取れたら良いっていうのが目標だったんですけど、ショートコーナーを前半のうちに取れなかったっていうのも大きいですし、立ち上がりで失点してしまうことが多かったっていうのが目標とのギャップです。もし点を取られたら気持ちを切り替えて、気持ちを切り替えるためには全員で声を出して早い段階で点を取り返そうって言っていて、最初は声を出すことは出来ていたんですけど、1失点目は大丈夫でも2失点、3失点と取られるうちに声も出にくくなって、結局前半取り返せなかったっていうのが気持ちの弱さが出たのかなと思いました。後半は前半とやっていることを変えなくてはいけないという一人ひとりの焦りとか、1回休むことで頭もクリアになったから、前半の点を取られているうちは焦っていたのですが、後半は少し切り替えられたのかなと思います。下級生とかメンバーチェンジで後に出てきた人とかが勢いをつけられたのではないかと思います。最後に1点返せたところかなって思うので。まずは一人ひとりが相手に一対一で負けないっていう気持ちとそのために何ができるかっていうのを考えて全員で共有していくこと、気持ちを強く持つことかなって思います。」

高久
「早い時間にショートコーナーで点を決めて2―0で勝つという目標があったんですが…逆の展開にされちゃいました。ベンチでも、「先制点取っていこう」という声かけあって、声は出てたんですけど、いざ試合になるとみんな体が動かなくなっちゃうのかなと思います。最近の試合でも、相手に先制点を、しかもゲームの比較的早い時間に奪われてしまって。そういう意識の差が表れているのが今回の試合の結果なのかなと思います。前半結構相手にやられて、それを受けて前半終了後はチームのみんなで「もうちょっとこういうとこ行こう」とか、声を掛けあったりして。監督からも、「もっと前に攻めていかないとだめだ」って指摘を受けて、一度暗い感じになりかけたんですけど、そこからもう一回みんなで声出して返そうっていう雰囲気を作りました。それが後半に前半よりいいプレーになって出たのかなって。でも、やっぱりゲームの最初からそういう雰囲気を作れなかったのが痛かったです。後半、誰かが抜かれたらちゃんとほかの人がケアに行くっていう動きが前半より見られたのがよかったと思います。前半は少し足が止まったりしていたので。パスも多く繋がって、前半より後半のほうが得点に結びつけられそうなシーンは作れま相手に先制されてしまうことでチームのムードも悪くなってしまうので、最初の試合の入り方の意識を高めたいです。最近の調子だと負け癖ついちゃっていると思うので、「勝てる」っていう雰囲気づくりをすることと、FWとしてもう少し早い時間にショートコーナーをとったり、シュートを決めるなどもっと積極的にいければいいなと思います。」

石井
「秋季目標が打倒慶応だったので、今回に合わせて練習に取り組んできましたが、取られてはいけない失点を前半にしてしまいました。立教は毎回毎回スタートが弱くて1失点してしまい、そこから立て直せずに2点3点と決められてしまうのが悪いところだなと思っていたんですけど、今回も4失点してしまって悪いところがまさに出てしまったなと反省しています。休憩中に、後半なんとか5点を取って勝とうというキャプテンからの声かけと、前半はみんな引いてしまってチェックが遅くなってしまったので、後半はチェックを早めにしようとコーチからの声掛けがありました。そのため、後半はみんな前から前からという意識でプレーをしていました。自分は結構ドリブルが得意でボールを持っていくことができる選手だと感じているので、今回自分がドリブルをしてPCを取って1点という理想の流れが出来たのは良かったと思います。終盤に1点を返せたように、点をちゃんと取れるチームになって今季あともこの調子でやっていきたいです。次の試合でどことあたるかは確定していないですが、どちらにせよ前半で確実に点をとって良い流れを作っていきたいなと思います。」
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