2016/11/05

ローラーホッケー部


男子 インカレ 延長戦制し決勝進出!

◆第58回全日本学生ローラースケート選手権大会◆
10月7~9 長野・千曲川リバーフロントスポーツガーデン
天候が心配される中、長野で全日本学生が幕を開けた。今シーズン通して目標として掲げてきた「インカレ優勝」。それを達成すべく、東日本大会で強豪の専大に負けて以降対策に取り組んできた。ところが勝ち上がってきたのは近大。あまり対戦経験もなく、対策がないままに挑むこととなった。


10/8 準決勝 対近大

全日本学生選手権・男子

立大

1-1

近大

1-0

得点者(立大)

立原、豊田



ブザーが鳴り響き、立大の初戦が幕を開けた。開始直後からパス回しでリズムを作ると、宮城(理3)を中心に積極的にゴールを狙っていく。パックを支配し、流れは立大に傾く。そして前半3分、深澤(観3)がゴール左にロングアシスト、立原がスティックを合わせて立大は見事先制する。「まさか入ると思わなかった」と本人も驚きを隠せない一発だった。このままリードを保ちたいところだったが、その直後隙を突かれ近大に得点を許してしまう。まさかの同点という結果に落ち込みかけたチーム。しかし「弱気にならないよ!」と主将の太田(済4)が後ろからメンバーを鼓舞する。その声に応えるように猛攻を仕掛けていくものの得点するには至らず、1-1で前半戦を終えた。


相手を出し抜きチャンスを広げる盛井
後半戦がスタートした。パックを支配しているのに点数を奪えないことが焦りにつながり、単調な攻撃になってしまっていた立大。それを立て直そうと「いつも通りやっていこう」と話し合った。3分には宮城のパスに盛井(コ4)が合わせるが、惜しくもキーパーに防がれる。雨脚が強くなり、試合は一時中断に。それでも選手たちは気持ちを切らさず集中していた。16分には自陣を攻められるが太田が気迫のこもったプレーでゴールを許さない。立大は怒涛の攻撃を見せ、後半終了間際には宮城・深澤の3年生コンビが切り込んでいくがキーパーに阻まれてしまう。そして試合は前後半5分ずつの延長戦に突入することになった。


3分間の休憩の後始まった延長戦。ゴールデンゴール制で行われ、どちらかが得点を奪った時点で試合終了となる。試合の主導権を握っている立大としては、何としてもフリーシュート戦になることは防ぎたいところだ。流れを渡さずパックを支配し続ける立大。そして、勝負の行方は一瞬だった。途中出場の豊田(法4)が放ったシュートがゴールネットの左を揺らす。地が震えるような大歓声が沸き上がり、選手たちは固く抱き合った。見事近大を撃破し、決勝進出を決めた瞬間だった。

試合を「気持ちで勝ったね」と振り返った豊田。今まで思うように活躍できず苦しんだこともあったが、努力が実を結んだ。そしてチーム全員が彼のゴールを喜んでいる姿に固い絆が見えた。明日が終われば勝っても負けても4年生は引退。彼らがこの大会にかける思いには計り知れないものがある。最後の舞台が決勝戦である喜びを胸に、明日国学院大との大一番に臨む。覆っていた黒い雲はすっかり消え、秋空には虹がかかっていた。

(11月1日 越智万悠子)
#7 立原
「今大会の目標はもちろん優勝です。今年っていうか今シーズンはずっとこの大会を見据えてきたので。これまでの大会ではもちろん優勝する気はあったんですけどすべてインカレ優勝のためにっていう位置づけでしたね。今日は途中雨も降ってきて、若干の緊張もありましたけどまあなんとか堪えたかなって感じです。最初先制できて、その五分後くらいに取られたのでそこでチームとしては結構慌ててたかなっていう感じはしますね。後半始まる時にはいつも通りやっていこうって話しました。今日はワンパターン化しちゃっていたので、いつも通りやれば怖くないっていう風に。上から打つっていうのに固執しちゃっていたので、少し見えてなかったかなって。焦りはなかったと言ったら嘘になりますけど回りが焦っていたのでそれで抑えられたかなって思います。点を決めたときはまさか入ると思ってなくてびっくりしました。でも、嬉しかったですね本当に。最後の大会なので点取りたいって思っていたので嬉しかったです。延長戦に入る時は勝利が決まった時はホッとしました。嬉しいというよりホッとしましたね。明日の試合も勝ちます。」
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