2016/12/08

ローラーホッケー部


女子 駆け抜けた決勝戦、4連覇ならず

◆第58回全日本学生ローラースケート選手権大会◆
10月7日~9日 長野・千曲川リバーフロントスポーツガーデン
激闘の末に因縁の国学院大を下した準決勝から一晩明け、専大と対峙した立大。専大とは去年も同じ決勝の舞台で相まみえている。この試合を制すれば4連覇。女王のプライドをかけた戦いが始まった。


10/9 2日目 決勝 対専大

 

全日本学生選手権・女子
立大0-0専大
0-0
0-0
(延長戦)
1-2
(FS戦)
得点者(立大)
中村(FS戦)


前半開始直後、パックは立大の手に渡った。まずは助川(コ4)がアシストを受けアーチ状のシュートを放つも、キーパーに弾かれる。そこからリバウンドを取ってはシュート、巧みなカットでパックを奪ってはまたシュートと、ポゼッションは完全に立大にあった。中村(文4)が切り込み、華麗に相手選手をすり抜けながら敵陣でパスを回す。しかし相手キーパーの堅い守りを崩せず、シュートを重ねるも無得点のまま時間が経過した。前半で20本近くのシュートを打ったにも関わらず、立大は得点につながる一打なく前半終了を迎える。

コースを見定め味方へパスを出す中村
後半も立大の猛攻はやまず、専大にパックを持つ隙を与えない。菊地莉(社4)の素早いカットに続き選手全員の息の合ったパス回しであっという間にゴール前に駆け寄るも、相手キーパーに叩き落とされた。焦りが見え始めた試合開始12分後、助川が出したパックを中村が押し込む。ゴールしたかに見え会場が騒然となったが、これもキーパーに阻まれ得点にはならない判定に。そのまま前半と同じく無得点に抑えられ、試合は延長戦へと持ち越された。

延長戦に入っても立大は攻め続け、シュート数で専大を圧倒。「声を出して!」とコート内から声が飛び、さらに連携を高めていく。勝利を決めるべく15分の延長戦をパワフルに駆け回ったが、やはりキーパーの壁は手強く、隙をつく一本は現れなかった。熱戦の末、勝敗はフリーシュートに託される。

キーパーとフィールダーが一対一で対峙するフリーシュート。後攻となった立大は、まずキーパー菊地海(コ3)がセーブを成功させてチャンスを作る。続いて中村が臨み、大きくシュートするも弾かれた。その後も助川、福山(営3)、菊地莉、三島(観4)と続くが得点にならず、その間菊地海はゴールを守り続けた。全員のシュートが終わった時点で得点は未だ0-0。代表者各1名ずつのサドンデスとなり、コートに立ったのは中村。極限の集中力でゴールを狙った。サドンデス3打目にして中村の一振りがゴールネットを揺らし、歓喜に沸く立大サイド。しかし直後の専大も同じくゴールを決め、状況は振り出しへ。再び始まった攻防の一振りごとに会場は一喜一憂した。勝負が決まったのは7打目。先攻の立大が決められなかったシュートを専大が決め、長かった試合はゲームセット。寒空の下戦い続けた彼女らのインカレは敗北で幕を下ろした。

4年部員の引退前最後となった今試合。苦い結果に終わり、4年生をはじめ悔しげな表情を滲ませるも、次を見据え3年生の菊地海は「次は必ず勝てる」と語る。立大が新チームを率いて再び返り咲くまで、彼女らは悔しさを胸に前進しつづけるだろう。
(12月2日・豊島絹乃)

◆個人賞◆
中村 敢闘賞

◆スピード部門◆
個人300m 福山 3位
リレー1600m 3位
スラローム 萩原(営2) 2位
        三島 3位
スピード総合2位

◆コメント◆
#2 中村
「今までの練習の成果を出せたと思います。ただ、すごい悔しいから…。勝てるとは思うんだよね、だから後輩にはぜひ勝ってほしいというか、応援したいと思っています。自信をもっとつけて、もっとシュート打ってってやれば必ず勝てるんじゃないかなって思います。今までを振り返って、ローラーホッケーっていう競技が大好きなんで。特にこの後輩たちとやった1年半くらいは大好きでした。」

#3 菊地莉
「ロラホは他の競技と違って自分たちで考えて作り上げられるスポーツでした。それが楽しくもあり、難しくもあったんですけど。特に印象に残っているのは、今年の夏合宿が終わったころかな。春からやりたいこととか課題とかを見つけて、練習してて、夏ごろからみんなが就活から帰ってきて、それがちゃんと形になってきた感じです。この時が一番濃かったなって思います。」

#4 三島
「負けてしまったんですけど、いい形で終えることができたかなと思います。今年のチームは一人一人が際立った技術力を持っていて、あとはどうやって組織的にまとまっていくかが問題だったので、そこは時間をかけてまとまろうという気持ちがあったのですごくやりやすかったです。」

#7 助川
「後輩たちにはやっぱり優勝してほしいなっていうのが一番の気持ちです。今年の1年生は特に自分たちが優勝しているところが見られなくて、インカレの優勝っていう素晴らしさっていうのを教えてあげられなかったかなって、本当はもっと試合に出してあげたかったし、もっと勝ちを教えてあげたかったかなって思います。なので後輩には、絶対に勝って下にもその下にも勝つことの喜びを教えてあげていってほしいです。」

#6 福山
「ディフェンスにおいてもオフェンスにおいても4年生の存在は大きかったので、それに頼る形で自分の力も発揮できたらいいなっていう考えでチームを作ってきました。来年ここに戻ってきたときにいい試合ができるように、もう1回1から作り直していきたいと思います。」

GK 菊池海
「今大会を振り返って、インカレに向かって一つにまとまってできたんで振り返ってみると本当に良いチームになったなって思います。昨日の試合に比べて、今日の試合が劣っていたとは思わないんですよ。本当に向こうがたまたま運があっただけだと思うし、次やったら絶対に勝てると思います。それぞれ出し切ったんじゃないかなって思います。」

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