2016/12/13

合気道部


まだまだこんなもんじゃない

◆第53回全日本合気道選手権大会◆
12月4日 中央区立総合スポーツセンター

 全国の大学や綜武館から強豪が集って行われる今大会。立大からは綜合乱取試合、捕技乱取、自由形徒手、自由型武器の4部門に計8人が参加。今年を締めくくるべく全力で挑んだ。


 最初に行われた綜合乱取試合には片山(コ2)と瀬戸(コ2)が出場した。

片山は序盤から積極的に攻めるも、相手に抑え込まれ、技ありで一回戦敗退。新人戦でも決勝で敗北した相手で、取られたのも同じ技だった。そのため悔しさはひとしおだ。試合後、「全然だめでした」とこぼした。

瀬戸は一回戦、素早い動きと多彩な攻撃のバリエーションで試合をリード。しかし油断した一瞬で投げ技を決められて、敗れてしまう。先月の新人戦でも同じ技で押し込まれたことから、投げ技への対策が急務な課題となった。


技を決めた佐藤(社3)
捕技乱取の部に出場したのは前川(文)3と佐藤(社3)だ。

 副将を務める前川の1回戦は技の正確さが勝負を分けた試合となった。結果は残念ながら初戦敗退となったものの、今年1年の成果を観客に見せつけた。

主将の佐藤は1回戦を不戦勝で駒を進め、続く2回戦は実力を出し切り勝利を収める。しかし運命の3回戦、思うように相手に技がかからず敗北してしまう。結果はベスト8だ。
それでも、佐藤は発展途上。「まだまだ(実力は)伸びる」と自信を持って言い放つ。最終学年となる来年に期待をせずにはいられない力強い言葉であった。


続いて始まるのは、自由形徒手と、自由形武器。二人一組で演武をし、点数を競いあう。立教からは徒手に今泉(営2)・山田(文2)ペア、武器に川島(観2)・高間(コ2)ペアがエントリー。

自由形徒手の今泉・山田ペアは、場を大きく使って投げ合うダイナミックな演武を披露。場外になるのではないのかと心配になるほど、攻守を交代しつつ投げ合うが、実際練習中ではたびたび場外となり、苦労したという。修正に修正を加えた結果、演武が完成したのは、2日前の金曜日。残念ながら受賞は逃したものの、躍動感は誰にも負けていなかった。

自由形武器の川島・高間ペアは、短刀を用いて演武を行う。相手を投げ飛ばしつつ、武器を奪い、緊迫感を感じさせる。こちらも惜しくも受賞はならず。高間は減点の少ない正確な演武を披露したものの、動きが大人し過ぎたため加点が伸びなかったのではないかと冷静に振り返った。


今シーズン最後の大会を終えた立大合気道部。思ったように結果が出ずに悔しい思いをしたはずである。しかし、こんな気持ちこそがもっと強くなりたいと奮起させる。まだまだこんなもんじゃないと荒れ狂う立大合気道部の来シーズンに期待したい。


(12月12日・佐谷瑞希・槙本大将・吉田健人)




◆コメント◆
佐藤
「次の学生選手権が形としては引退なので、個人で優勝して団体でも優勝を目標にして頑張る。」
片山
「今年は壮絶だった。黒帯を取れただけでなく、外部から先生にも来ていただけたし、役職にもなった。」
瀬戸
「合気道を始めて2年経たないけど、1年1年ずつステップアップしている。来年もそうしていきたい。」
今泉
「練習ではもっとうまくいった時もあったので悔しかった。もっと練習しなきゃとモチベーションが上がった。」
山田
「もしかしたら入賞できるのではないかと思っていた。点数がちょっと低かったのは悔しかった。」
川島
「高間さんといっしょになって今まで積み上げてきた練習の成果を、たった25秒しか披露できないなんて惜しいな。」
高間
「自分たちの演武のほかにも、上手いものがいっぱい見られたのでよかった。」

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