2017/02/25

陸上競技部


吹雪の中の熱戦

◆皇后盃第 35回全国女子駅伝◆
1月15日 京都・西京極陸上競技場~国立京都国際会館
雪の舞う京都・都大路にて、今年も全国女子駅伝が開催された。中学生から社会人までの選手が出身地別にチームを組み、駅伝日本一を争う。立大からは神奈川県代表として出水田(コ3)が出場した。一時は首位でレースを引っ張るも、総合7位入賞となった神奈川。出水田は4区区間3位の好走で、入賞に大きく貢献する走りを見せた。

雪のなか力強く走る出水田
一時は大雪により開催が危ぶまれたものの、予定時刻に無事スタート。神奈川は1区の森田香(パナソニック)が好調の駆け出しで先頭集団に躍り出る。混戦のまま3位で襷を渡すと、2区、3区もその流れをキープ。京都、千葉に続き3位で中継地点へやってくる。首位の京都と20秒あけて、4区の出水田に襷が託された。

変わらず大粒の雪が振り続けるなか、出水田のレースがスタートした。4区は全長4.0kmのコース。1km辺りで2位の千葉をかわすと、じりじりと京都との差を詰めていく。この時点で20秒あった差を既に10秒近く縮めていた。そして2km過ぎでついに京都を捕らえると、並走することなく一気に抜き去った。トップに立った出水田は京都を引き離していくが、ここで後ろから長崎が追い上げてくる。長崎の廣中(長崎商高)は中継地点にて12位で受けた襷を2位まであげ、区間新に近いペースで出水田に迫っていた。残り1km。廣中が上り坂で抜かしにくるが、出水田も簡単には抜かせない。お互い一歩も譲らず並走したまま、レースはラスト500mへ。ここで廣中が一気にギアをあげると、それに対応できず僅かに差を付けられてしまう。そのまま出水田は2位で中継地点へ。長崎に2秒差で襷を渡した。

出水田が僅差で託した襷を5区のリンズィー(金沢高)が押し上げ、神奈川が再び首位に立つ。6区、7区でもその流れを崩さずトップを守りきるが、8区で後続に追いつかれる。1位~6位までの差が10秒以内という大混戦で、神奈川は最終9区に6位で襷リレー。9区でその差を詰めたいところだが、逆に後続に抜かれ7位でフィニッシュした。

結果、神奈川は総合7位入賞。4区を務めた出水田はラストこそ競り負けたが、区間3位の素晴らしい走りを見せた。終始雪が降り続く極寒の中での全国女子駅伝は、彼女にとって大きな経験となったことだろう。今日の大舞台での収穫を、今後の走りへと生かしていってほしい。
(1月18日・大島佳奈子)
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