2017/03/27

男子ラクロス部


強豪相手に“噛みつく”善戦

◆平成29年度 六大学交流戦◆
3月19日 対早大 立大新座キャンパス多目的グラウンド

◆六大学交流戦◆
チーム1Q2Q3Q4QTOTAL
立大
早大10
【得点者】伊藤(4)、村井、弓田、本田、山本

六大戦2戦目、迎え撃つ早大は、1部リーグ所属の強豪。紛れもなく格上のチームだ。「早大に勝つことが六大戦通しての目標」と、選手は口をそろえる。新体制となったSAINTSの今年度スローガンは「BITE」。敵に噛みつき、勝ちにこだわるという強い思いが込められている。早大にいかに食い下がれるかが勝敗のカギを握ることとなる。

相手ディフェンスをかわし、ゴールを狙う弓田(社2)
 ホイッスルが鳴り、戦いの火ぶたが切って落とされた。序盤から攻守が頻繁に入れ替わる展開、先制点を決めたのは立大だった。早大の守りが手薄になっていたところを正確に狙い、#3伊藤(理2)がショット成功。貴重な1点目を挙げた。しかし、早大がフェイスオフ後のポゼッションを獲得すると、そのまま2点を許してしまう。開始10分、#10高子(済2)のアシストから、またもや#3伊藤が鋭くショットを放ち、得点を決めるも、その後は早大のペースに持ち込まれる。続けざまに3点を奪われ、2-5で1Qを終えた。

 戦局が変わったのは2Q。開始40秒に1点を取られたものの、ここから立大の反撃が始まる。チームタイムアウトが明けると、早大のゴールへと猛進。#28鈴木(コ3)のアシストで#42村井(観3)のショットが成功する。勢いそのままに、#18弓田(社2)が早大の守備を潜り抜け、加点。早大も1点を追加するが、流れは渡さない。#10高子、#28鈴木のアシストで、今日大活躍の#3伊藤が連続して2得点を挙げる。6-7。果敢に攻め、1点差に迫った。そのまま3Qへ突入。何とか点を重ねて逆転を狙いたいところだが、開始直後、早大に点を取られる。しかし、SAINTSも必死に食らいつき、点を簡単には許さない。早大の力強いショットを次々とゴーリー#89青木(社3)がセーブ。鉄壁のディフェンスで、8分以上続いた敵の猛攻をしのいだ。その後1点を奪われたものの、#26山下(社1)のアシストで#55本田(コ1)が見事ショットを叩き込む。選手の連携プレーが得点につながった。守備、攻撃共に意地を見せたSAINTS、7-9で3Qを終える。

 点を取っては取られる大接戦。勝負の行方は、4Qに持ち込まれることとなった。敵陣へと積極的に攻め込んでいくものの、ショットがなかなか決まらない。攻撃にフォーカスするあまり、守備が甘くなり3点差に離される。 試合終了まで残り5分。それでも立大は攻めの姿勢を貫き続ける。仲間たちから檄が飛ぶ。立教の応援歌がフィールドにこだまし、選手たちの背中を押した。#1山本(コ2)がゴール前へと滑り込み、ショットを押し込むと、白熱した試合に会場の熱はピークに達した。結果は8-10と惜しくも敗れたが、強敵に2点差に迫る善戦だった。最後まで諦めずに食らいついていく勇姿を見せつけた。


  強豪相手にも、泥臭くがむしゃらに戦った男たち。早大に勝利するという目標は叶わなかったが、その姿はまさに「BITE」。試合終了間際まで相手に噛みついていくものだった。走り出したばかりの新生SAINTS。これからも、敵に食らいつく戦いぶりに期待だ。


( )内は旧学年(3月25日・森下友紀子)




◆コメント◆
#8中村主将
――今日の感想
8-10ということで、自分たちの目標である10得点以上、5失点未満が達成できなかったです。明治に負けて、打倒早稲田というところで、そこも負けてしまいまして。これまでの六大戦と比べると2点差は善戦した方でそこは成長したかなと思うんですけど、その結果に満足せず、次もしっかりと戦いたいなと思います。
――早大戦は、他よりも気合が違ったか
打倒早稲田を掲げているのは、下級生が大会で早稲田と引き分けているっていうのもあってチーム全体として早稲田はイメージしやすいからです。モチベーションを上げて練習にも試合にも臨めました。
――明大戦から今日まで、どのようなことを意識して練習に取り組んでいたか
やっぱり接点をとにかく意識していましたね。
――早大は他大学とどう違うか
身体能力、体の強さは大きいですね。上手い選手もOBとして練習に来たり、コーチとしても指導しているので上手いなと思います。
――緊張感はあったか
あまりなくて、チャレンジャー精神で挑めましたね。「やってやろう」っていう気持ちで臨めました。
――今年度のスローガンは「BITE」ということですが、今日の試合はどのくらい達成できたか。
まだまだ全然です。この結果に満足せず、先のリーグ戦っていうのを見越して、一人一人がもっと確実に選手に食らいついていくことを意識しなければいけません。
――次戦への意気込みを
絶対勝ちたいです。接点とか、グラウンドボール率とか、相手と体負けをしないとか、そういう面でも絶対勝っていきたいです。
#3伊藤
――惜しかったですね
自分たちの詰めの甘さが出ました。早大を倒すことが目標だったのですが…。どこかで「良い試合ができれば」という意識があって勝ち切れなかったです。もっと全員が本気で勝つ気持ちでいれば普通に勝てたと思います。相手もA軍ではなかったですしね。
――試合展開としては
序盤から得点できた点は良かったと思います。ですがゴールに誰もいないところを決められた時のように、もったいない失点が多かったです。
――4Qでは控え部員が応援歌を歌い始めましたが
そこは立大の良いところであり、悪いところでもあると思いますね(笑)。良い試合になったら応援するのではなく、最初からその気持ちを出せられたら良いですね。応援自体はとてもうれしくて力になりました。
――自身の得点シーンについて
良いところに決まってくれましたね(笑)。自分は、周りの選手に生かされるタイプなので決めきれて良かったです。(――個人的によかったと思う得点は)1点目ですね。「入れ!」という感じで打ちました。MFにもらって体流れながらのスタンシューで。あの1点で自分は気持ち的に乗れましたね。楽になりました。
――伊藤選手の武器は
オフボール時の動きですね。周りの選手に生かしてもらっています。上手い人が持っている時に、自分についてるDFを上手くかわすのが得意です。今日の得点もほとんどそれですね。
――最近変わったことなどは
気持ち的な話になるのですが、4年生の先輩がいる時は自分の中にどこか甘えがありました。ですが、3年生になって後輩もできまして、「自分がやってやろう」という気持ちがメラメラ沸いてます。最近は強い気持ちで戦えてます。(――3年生は一番ノビノビできる)そうですね。4年生になるとどうしても就活しながらになるので。今年1部昇格できないと来年自分たちは1部でプレーできませんしね。
――早大と立大の決定的な違いは
グラボの取り方ですかね。立大はすくって取るのに比べて、早大は叩いてつぶしてから取るという。密集したところで取るのではなく、自分のところに引き付けてからです。
――次戦以降への意気込みを
早大に勝つ目標は達成できませんでしたが、チーム状態的には上がってきているので残りしっかりと勝っていきたいです。
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