2017/04/29

サッカー部


劇的勝利、スタートダッシュ成功

◆平成29年度 第50回東京都大学サッカーリーグ戦 【1部】◆
      4月23日 対成蹊大 立大富士見グラウンド

  平成29年度  第50回東京都    大学サッカーリーグ戦 【1部】

立大

0-0


成蹊大

1-0

得点経過

植木

93分




 ついに幕を開けた2017シーズンのリーグ戦。昨シーズンはあと一歩届かなかった関東昇格に向けて、新たな挑戦がはじまった。今シーズンを占ううえでも絶対に落とすことができない初戦の相手は成蹊大学。昨シーズンは東京都2部リーグに所属していたが、立大と同じくアミノバイタル予選を通過しているため決して侮れない相手である。太陽が厳しく照り付ける中、成蹊大のキックオフで試合がはじまった。

フォワードの動き出しを見て、正確なパスを送る吉田

試合は序盤から立大が主導権を握る。5分に戸澤(コ3=正智深谷)が良い連携からシュートを放つと、11分には原(コ3=神戸国際大付属)が蹴ったフリーキックを井上(法3=桐光学園)がヘッドで合わせるもゴール上にそれてしまう。続く12分、抜群のスピードで右サイドを突破した佐藤(社2=前橋育英)がペナルティーエリア内で相手に倒されるも、審判の判定はノーファウル。その後、相手の60番を中心とした攻めに何度か危ない場面を作られるが、井浦(済2=東久留米総合)の厳しいマークで決定機は許さず、依然として立大がゲームを優位に進める。チャンスを作り続けるチームの中で特に目立った活躍をしたのが左サイドバックの黒田(コ4=正智深谷)。18分にコーナーのこぼれ球をダイレクトでシュート。さらに22分、中央でボールを持った戸澤からパスを受け、カットインからのシュート。二本ともゴールとはならなかったが調子のよさがうかがえるシーンであった。そして、攻守両面で奮闘したのがボランチの吉田(コ2=JFAアカデミー)と原。相手の攻撃の芽を摘みつつ、オフェンス時に前線が数的有利な状況であれば素早く縦パスを、時間をかけて攻めると判断した時にはボールキープをしてチームにリズムをもたらしていた。そして30分にその吉田が決定的チャンスを演出する。コーナーのこぼれ球を拾いゴール前へふんわりとしたパスを送る。中で待っていた井上が滑り込みながらシュート。これが見事ゴールネットを割るが、その前にファウルをとられて惜しくもノーゴール。多くのチャンスを作った立大であったが、前半を0-0で終えた。


後半ロスタイムに決勝点を決めて喜ぶ植木と立大イレブン
両チーム交代選手はなく、前半と同じメンバーで後半が始まった。最初にチャンスを作ったのは立大。49分に右サイドを突破した佐藤がディフェンスとキーパーの間に素早いクロスをあげる。武田(コ2=鹿島アントラーズユース)と黒田が走りこむも合わなかった。その1分後にさらなる決定機が生まれる。相手ディフェンスラインの裏に抜け出した植木(法4=桐光学園)が上げたクロスを武田がヘッド。完璧に相手を崩したが、シュートは右に外れて得点とはならなかった。チャンスの後にはピンチあり。59分、相手に押し込まれて立大ディフェンスラインの裏へラストパスを出される。通ればキーパー林(コ1=JFAアカデミー)と1対1の危ない場面であったが、井上がカット。ディフェンスラインも集中力を維持する。そして66分、この日好調の黒田がゴール前で倒されてフリーキックのチャンスを得る。ゴールまでの距離は30メートル弱、ほぼゴール正面。絶好の場面であったが原の蹴ったボールはわずか右にそれてしまう。そして73分、なんとしても勝ち点3をつかむべく、ついに立大ベンチが動く。攻撃的な選手である吉澤(コ3=都立駒場)と宮城(コ4=那覇西)を投入し、一挙攻勢に出る。83分、その吉澤が植木のクロスからシュートを放つもキーパーに弾かれる。再三好機をつくるが、ゴールを割ることができない立大。このまま引き分けに終わってしまうのか。そんな状況を打ち破ったのは今年からエースナンバー“9番”を背負う植木であった。93分、右サイドで相手からボールを奪った宮城が中で待つ植木へパス。相手を背負っていた植木は反転して左足を振りぬき、ゴール右隅にシュートを突き刺した。土壇場で先制点を奪った立大。そのまま試合は終了し、見事1-0で勝利を収めた。  

試合後、立大の選手たちはとても晴れやかな表情でグラウンドを引き上げていった。開幕戦で劇的な勝利。今後の試合に向けてとても勢いづく勝ち方だ。今年こそ関東昇格をつかむために、「相紫相愛」で戦い続ける立大イレブンから1秒たりとも目が離せない。
(4月28日・森亮太)



◆コメント◆
#9 植木隆之輔 (法4=桐光学園)
 「今日の試合は、相手が蹴ってきたのでそれに合わせて自分たちも蹴ってしまい、落ち着いてボールが回せませんでした。かたかったですね。この試合通して自分自身、なかなかシュートを打てませんでした。ハーフタイムにもっとシュートを打っていこうと言われたので、最後時間もなかったですし、とりあえず足を振ってみたら良いところに当たってゴールを決められたので良かったです。リーグ初戦ということで特別な緊張感がありました。しかし、今日勝てれば絶対良い流れを作れると思ったので、今日と先週のアミノの試合は大事一戦であったと思います。そして去年は自分にとって不甲斐ない1年だったので、最上級生である4年になったのだから自分がチームを引っ張っていかなければならないと思っています。そういった意味ではフォワードの相方が誰であろうとしっかりやっていきたいです。ラストイヤーでもあるので、点は取りたいですね。今日のようにチームが苦しいときに自分が点を取って勝たせられるようにしたいです。その先に関東昇格が見えてくると思います。次戦は先週3-0で勝った相手ですが、挑戦する気持ちを忘れずに気を緩めないで戦いたいです。」
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