2017/05/05

準硬式野球部


エースと4番が躍動!

◆平成29年度東京六大学準硬式野球春季リーグ戦◆
4月30日 対慶大・早大東伏見グラウンド
対慶大2回戦・早大東伏見グラウンド
 
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慶大
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立大
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(慶)●村石、長沢-有賀
 (立)〇森田-木村
 
四月も末、初夏の陽気も感じられる早大東伏見グラウンド。立大が見事2連勝で昨秋のリーグ戦優勝校、慶大から勝ち点を奪った。

初戦を投手陣の踏ん張りで先勝し、迎えた二回戦。先発のマウンドに向かったのはエース森田(観3=立教新座)。体調不良で初戦を回避し、二戦目に登板することとなった。「調子は悪かった」と話すように、立ち上がりから毎回走者を背負う苦しい投球。それでもピンチになると気迫のこもった投球で要所を抑えていく。
要所を抑え、白星を挙げた森田

試合が動いたのは4回。二死までを簡単に取った森田だったが、下位打線に安打、四球を許し一、二塁のピンチ。続く9番打者には直球をうまく右前に運ばれ、先制点を許してしまう。森田は後続を抑え、味方の反撃を待つ。その裏、立大も二死一塁から柴(コ3=栄東)がレフトオーバーの二塁打を放ち、走者の阿部(社3=立教新座)が一時はホームインするも、エンタイトルツーベースと判断され幻の適時打に。続く打者が三振に倒れ、この回は無得点に終わった。

5回まで相手の変化球主体の投球に抑えられていた立大打線の反撃が始まったのは6回。先頭の森田が三振で倒れた後、福田(コ3=武蔵野北)が二球目を振り抜き、右中間を大きく破る一打を放つ。快速を飛ばして福田は三塁へ。続く2番の上原(法2=日大二)の打った打球がセカンドの野選を誘い、1-1の同点に。一死後、打席に立つは4番、柴。「ピンチの時は直球が多くなる」と1ストライク1ボールから狙い澄ましていた直球を捉え、これが左翼線へ勝ち越しとなる二塁打となる。
勝ち越しの適時打を放った柴。
4番の仕事を果たした

4番の役割を見事に果たした。7回にはスタメンを外れた遠山(コ3=掛川西)が中堅に抜ける安打を放つとその代走として出場した近藤(文2=狭山ヶ丘)がすかさず二盗を決める。するとここまで無安打の三好(社4=立教新座)がフルカウントから値千金の安打を放った。主将の一打にベンチが沸く。そしてついに試合は最終回を迎えることとなった。

マウンドに上がったのはここまで118球を投げてきた森田。先頭を三振に切ってとり、相手打線のクリーンナップと対峙する。しかし相手は昨秋優勝校の慶大。簡単には勝たせてはくれない。3番に中越え二塁打を打たれると、4番には粘られた末に繋がれ、5番には本日三度目の死球を与えてしまう。自ら作った絶体絶命のピンチ。「後ろを信じて投げるしかない」。できることはただ一つ、全力で腕を振ることだった。二球目、かろうじて相手打者が当てた打球は遊撃の三好の元へ。冷静に併殺を完成させ、ゲームセット。最大のピンチを最高の形で切り抜けた。

優勝には二連勝が不可欠だったがどちらも接戦で投手陣が粘り、打撃陣が好機を逃さず得点に結びつけた。次の試合は法大戦。六大学リーグで近年、5連覇も果たした強豪である。優勝に向けては絶対に倒さなければならない大きな壁となるだろう。慶大戦でも見せた力を発揮できるか。その真価が試される。
 
                                                                                                                       
(5月5日 都馬諒介)
 
◆コメント◆
♯10主将・三好

―今日の感想
今日2タテしないと優勝の可能性が限りなく低くなってしまうので、絶対に2タテしようという話はありました。先制されて嫌な雰囲気の中逆転できたというのはリーグ戦を通してチームが強くなってる証拠なのかなと思いました。

―慶大に臨む意識
今までは勝ち点取れればOKみたいな感じだったけど、優勝するには2タテするしかないからそこは死ぬ気でやってきました。昨日勝った後から気を引き締めていけました。

―先制されたあと逆転できた底力のきっかけというのは
序盤にミスすることと終盤にミスするのは違う。だから最後にミスをした方が負けという意識があった。最後にミスをしないようにしようと話していて、それが今回現れたかなと思いました。

―ノったら強いチームと言われるが、今回は逆転の底力をみせた。何かチームで話し合いなどはあったか
隙を見せないというのはいつも話していますね。最初は相手がそんな強くなくて打ててたのはあるんですけど、リーグ戦でいいピッチャーが出てきて打てなくなってくる。その時に勝敗を分けるのは最後にミスするかどうかとスキを見せないということ。

―法政戦について
優勝以外は何の価値もない。時間のある時に法政戦のビデオをみてしっかり準備しようと思ってます。準備だけはウチが一番しっかりやってると思うので。


#18  森田
―今試合のピッチング
調子悪かったんですけど、ランナーを毎回背負いながらも粘り強く投げれたことが良かった。

―現状の課題点
右バッターに対して抜ける球が多くて、デッドボールがあったのでそこら辺の制球力をこれからの法政戦に向けて高めていかないといけないなと思いました。

―9回表のピンチの場面
これ絶対点とられて延長戦になるかなーって自分の中で思ってたんですけど、もう後ろを信じて投げるしかないって思って。キャッチャーのサイン通り投げたら運よくゲッツー取れたんで本当に助かりました。

―次の試合は法大戦。
法政に勝てば優勝ですね。 たぶん1週間で実力上げるとかは無理なんで、法政のために授業切ってでも練習するしかないですね。各々ベストなパフォーマンスができるように月から金まで過ごせればいいかなと。

―法政戦の強い所
慶應はあんまりポテンシャルは高くないんですけど、みんな一丸となってくる感じなのでちょっと戦いづらいですけど逆に法政はみんなポテンシャルは高いんですけど、チームとしてあんまり一つにまとまってないんで。小技とか仕業とか使ってこないので、そこは打てれるのだけ警戒しとけば。ランナー出してもそこまで怖くない。そこらへんは工夫してやっていきたいです。


#5 柴
―ヒットの感触はどうでしたか
思いっきり振り抜いた結果ヒットが出たんで当たりは気持ちよかったです。

―自身の調子はどうでしたか
調子は本当に良かったです。

―相手投手の印象はどうでしたか
スライダーなどの変化球で打ち取るタイプの投手だったんですけど、ランナーが出たときに真っすぐが多くなってたんで真っすぐ狙って、どっちも多分真っすぐでしたね。

―今のチームの状態が良い要因
やっぱり押せ押せムードが今日見てて分かったと思うんですけど、ベンチとかの勢いとかも良くて、元気の良さがあるのが良いと思います。

―森田選手が2戦目の先発だった理由
いつもは初戦に登板してるんですけど今週森田は体調を崩していてその体調が悪い中ああやってがんばってくれてたんで打撃陣ががんばんなきゃいけないなと思って、頑張りました。

――次の法大戦に向けて
次なんとしても2連勝すれば優勝の目が見えてくるので、なんとしても連勝したいです。やっぱり自分の持ち味は打撃しかないので打撃の面で活躍できるようにしたいです。

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