2017/06/15

陸上競技部


初陣の東京六大戦!悪天候で充実のスタート

◆第50回東京六大学対校陸上競技大会◆
4月8日 慶応義塾大学日吉陸上競技場
雨天の下、今年も開催された東京六大学対抗戦。立大にとっては今季初の公式戦だ。「5月の関東インカレに向けて感覚を取り戻す試合」と位置付けて出場した選手が多くいたが、関カレB標準突破が2名に加え、好記録を出した選手も連発。対校戦としても、男子は3年ぶりに東大に勝利し、女子は優勝。関東インカレに向けて、立大は充実のスタートを切ったようだ。

歯を食いしばり、ラストスパートをかける長谷川
トラックの対校種目は対校男子100mから始まった。大野(観2)と東川(済2)の2年生エースコンビが出場し、東川は10秒82の好タイムで決勝に駒を進める。決勝では11秒01でフィニッシュ。対校得点を3点獲得したものの、100mでも関東インカレB標準突破を目指す彼にとっては悔しい結果となった。

対校男子400mでは主将の酒井(コ4)が48秒96、坂井悠(営3)が49秒39で両者とも決勝に進出。坂井悠は自己ベストを更新し、関カレB標準も突破した。彼は予選のレースを「前半で内側にいた早大の加藤に抜かれたけどそこまで焦らなくて。冬の走り込みで200mからの後半が結構強くなってたから、そこも落ち着いて走った」と振り返った。対校男子1500m決勝では長谷川(文4)がラストの混戦の中の競り合いで粘り、8位に食い込んで対校得点を1点獲得。3分54秒06で関東インカレB標準を突破した。対校男子110mHでは長谷部(理2)が15秒47で関東インカレB標準を突破。立大ハードルパートの層の厚さを示した。

女子トラックでは出場選手全員が上位に食い込む大熱戦を繰り広げた。対校女子800m決勝に出場したのは串田(文4)。1周目から先頭でレースを引っ張った彼女は、終盤まで他の追随を許さない。ラスト200mで早大の竹内と激しく競り合い、最後に串田が前に出てフィニッシュ。今大会唯一の1位をつかみ、対校得点を6点獲得した。対校400mHに出場した香坂(済4)は後半にハードル間の歩数が崩れるも2位に食い込んだ。対校女子100mH予選では水越(コ4)が14秒71で自己ベスト更新とともに立教記録も更新した。

フィールドではルーキーの活躍が光った。対校女子走幅跳に出場したのは今回の試合で立大唯一の1年生である松本(観1)。2016年全国高校選抜の女子三段跳で6位に入賞した期待のルーキーだ。5m59の跳躍で3位に入り、対校得点を4点獲得。初戦から対校選手として実力を発揮し、今後への期待を抱かされた。

今大会、自己ベストを更新した太田
 「チームは最高のスタートを切った。毎年六大学って非常にレベルが高くて、雰囲気にのまれる感じで。その中で自分を持ってほかの強い選手たちに惑わされずに貫いた結果、点数を取れた人が多いと思う」。主将の酒井は満足そうにこう語った。今の立大の雰囲気は他の六大学の強豪と比べても遜色ない。次週に行われる関東私学六大戦では更にギアが上がった姿を見せてくれることだろう。チームはまさに絶好調だ。 (4月30日・小西修平)


◆コメント◆
酒井佑(対校男子400m5位、対校男子4×400mR4位)

—今日のレースについて
予選はまずまずの結果でいけたんだけど決勝が…。いきこんではいたんですけど、昨年の関カレが調子を崩してスピードというのがなかなか取り戻せなかった。それを引きずってしまっているというのがあって決勝はあまりスピードを出せなかった。もっといいところを目指してました。去年が4位だったのでそれよりも上に行きたかった。3位を狙ってたんですけど、調子が上がらないのがスピード低下の原因でまだスピードの低下があるから。またシーズンで暖かくなってくるのでスピードの低下を改善してまたいい記録を狙っていきます。

—関カレ前の部の雰囲気
今日は本当によかった。本当にいい状態だと思う。「他者との関わりの中で自分を探して自分を知って自分を持つ、自分を持ってる人は強い、強い選手になろう」っていう目標があるんだけど。六大学って非常にレベルが高くて、毎年雰囲気にのまれるというか手も足もでないっていう感じで。その中で自分を持ってほかの強い選手たちに惑わされずに貫いた結果点数をとれた人が多いと思う。悠太とかは日本代表の選手とかもいた中で、自分のペースを持って。自分の調子とかを知っているから、決勝もいって点数もとったっていうのがすごく大きいところで。去年は全然点数取れなくて。というか六大学は負け戦っていう感じになっちゃって。それが当たり前になってきてたんだけど、今回東大に3年ぶりぐらいに勝って、女子も優勝して。かなり強くなってきました。 」

—関カレに向けての意気込み
私学優勝。総合優勝。去年は関カレで決勝を逃したから決勝に行きたい。で点数を取る。マイルでもスーパー1年生が来るし、表彰台に乗りたい。一昨年は決勝に行けなくて悔しくて、去年は決勝にいけたけど7位で勝負ができなかった。今年は決勝で戦うことが目標だし、マイルメンバーが充実してきているので、決勝が目標じゃなくてそこで戦っていきたい。それで表彰台、全カレの標準を切ることです。 部の目標は、点数とかいつも考えるんだけどそれはまだ考えてない。幹部交代になるから。高校と大学で違うのは自分たちでやっていかなきゃいけない。特に立教はコーチもいないし、自分でやっていかなきゃいけないんだけどそこを意識して。自分をもって夢に向かっていくというか、強い選手になってもらいたい。自分に自信を持った強さを持ってもらいたい、っていうのをみんなに残していきたいと思います。

香坂さゆり(対校女子400mH2位)
—今日を振り返ってみて
急遽400mHに出ることになったので、ハードルはあまり跳んでおらず、走る練習しかしていませんでした。初戦だし、17歩で6台目までいければいいなと思っていたんですけど、逆に6台目が詰まってしまって。今の自分の走りの中では歩数が17歩だと多くて。やっぱりそうなると刻んで行かなきゃいけないので、自分が無理なく気持ち良く走れるストライドではなくて。スピード落としながら刻んで走ってたので、すごく疲れちゃって。で、後半がものすごく歩数が逆足使わなかったので、17から19歩に増えちゃって。それもまた急に増やしてしまったので、そこでスピードを落としてしまって。伸びがなかったレースかと思います。

—冬季はどのような練習を?
冬季はとにかく走り込みですね。ハードルは本当に跳んでいなくて、私は後半持たない選手なので、長い距離を踏んで行って、本数とかも。そしてだんだん本数を減らして、距離を伸ばす。まあ一般的に行われているような冬季から春に向けての練習なんですけど。ハードルは本当に全然跳んでなかったです。


坂井悠(対校男子400m6位、対校男子4×400mR4位)
—予選のレースの流れは?
予選は内側が高校記録保持者の加藤修也で、最初200mまで頑張ろうと思ってたんだけど100mで抜かれて。え?って思ったけどそこまで焦らなくて。「どうせ遅いから吹っ切れよう」と思ってたから、何も考えずに焦らずに行けて。冬に結構走りこんだおかげで200mからの後半が結構強くなってたから、そこも落ち着いて走ったら最後の最後で前の人を抜けて。着順で残って、タイムも良かった、っていう。だからかなり自分の中ではうまくできたレースだったのかなって思います。

—関カレはどのような気持ちで?
できることを、一歩ずつ。今流れがすごく来てると思うから。新入生も強い人どんどん増えてるし。変な話だけど、このタイミングでこの流れがあるのは「何か成し遂げろ」ってことなんだと思う。自分にできることをしっかりと見つけて。その時々で状況は全然違うから、組織とか、自分の環境とかをしっかり見て、その時々に自分のできることを判断して。それが正しいことかわからないけど、信じてやっていけるようになれたら、個人の記録もチームの記録も伸びていくと思うから、そこを目指してやっていけたらなと。

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