2017/05/23

バドミントン部


優勝へ踏み出した一歩

◆平成29年度関東学生バドミントン春季リーグ戦◆
4月30日 尚美学園大学体育館
春季リーグ 第1戦
立 大
S1(市丸)2-0
東洋大
S2(大島)2-1
D1(市丸・坂牧)1-2
D2(河原・白川)2-0
S3(西林)2-0


難しい体勢からショットを放つ主将・大島
悔しい思いをした昨年秋のリーグ戦から早くも春季リーグ戦が始まる。今季こそ、2部昇格を果たしたい立大バドミントン部。全員が水色のユニホームに袖を通し、団結力を高めて、このリーグ戦に臨む。初戦の相手は4位校である東洋大。勝利を掴み、これからの戦いに向けて勢いに乗りたいところである。

第1シングルスに登場したのはエース・市丸(済3)。スタートから一進一退の攻防が続く。力強いショットで相手を突き放したいところだが、相手も素早い攻撃を展開し、なかなか点差が開かない。しかし、ここはエース・市丸。相手のミスを見逃さず、一気に畳み掛け21-16で1セットを先取する。第2セットは勢いそのままに強烈なスマッシュを放つなど、相手を全く寄せ付けず21-10で勝利を飾った。続く第2シングルスは主将・大島(コ4)が登場。第1セットは初戦の緊張からか、立て続けにミスをしてしまい14-21で落としてしまう。第2セット目は序盤から攻勢をしかけ相手のミスを誘発する。終わってみれば21-9で快勝を収めた。続く第3セットも序盤から相手を寄せ付けず主将の貫禄を見せつけ、勝利に王手をかけた。
勝てば勝利の状況で登場したのはチームの核となっている市丸・坂牧(文2)ペア。第1セットは両者ともに一歩も譲らない白熱した試合展開になる。しかし大事な場面でのミスが響き1セット目を落としてしまう。第2セットは1セット目と同様に接戦となるが、坂牧の華麗なドロップショット、市丸の強烈なスマッシュが飛び出すなど、要所でビッグプレーを見せ21-17でセットカウントを1-1に。続く第3セット。ここで勝利を決めたいところだったが、接戦の末に惜しくも破れてしまう。なんとしても勝って勝利を決めたい第2ダブルスは今季から新たにコンビを組んだ河原(文3)・白川(済1)ペアが出場。試合は序盤から立大のペースで進み、河原が先輩として引っ張り、白川がのびのびとプレー。見事なコンビネーションを見せ21-9で勝利を掴む。第2セットは接戦の展開になるが、21-18でなんとか勝ち切り、ここで団体勝利を決めた。勝利が決まった立大はメンバーチェンジで第3シングルスに西林(コ1)を送り込む。「あまり緊張しなかった。自分で負けをつけたくなかった。」という言葉通り、ルーキーとは思えない堂々としたプレーを披露。1セット目を21-10、2セット目を21-11のスコアで快勝を収めた。上級生の力とフレッシュな若い力が融合し、更なる進化を感じさせた立大。この勢いのまま勝利を積み重ねていくことを願うばかりだ。

(5月17日・加悦佑真)


春季リーグ 第2戦
立 大
S1(坂牧)0-2
流経大
S2(河原)1-2
D1(市丸・坂牧)2-0
D2(河原・白川)2-0
S3(市丸)2-0


スマッシュを放つ白川(後)と前衛で構える河原(前)
続く第2戦。第1シングルスの坂牧は相手の素早い攻撃に苦しんだうえ、なかなか思うようにショットが決まらず、第1セット、第2セットともに落としてしまう。第2シングルスの河原は序盤から試合の主導権を握り、ラインぎりぎりに決めるスマッシュやプッシュで相手を翻弄。終盤には相手に詰め寄られるものの、1セットを先取する。第2セットは一転して苦しい展開に。相手に連続でポイントを取られるなど突き放され12-21で落としてしまう。第3セットは両者一歩も譲らない接戦の様相を呈す。しかしあと一歩が出ず、惜しくも敗北を喫してしまう。シングルスが立て続けに敗れてしまい、優勝を目指す立大に暗雲が立ち込める。この嫌なムードを払拭したのは市丸・坂牧ペアだった。第1セットこそ一進一退の攻防となるが、終盤に一気にポイントを重ね21-16で勝利を飾る。続く第2セットは相手に攻め入る隙を与えず、21-9と圧勝した。これでゲームカウントは1-2に。立大に希望の光が見え始める。第2ダブルスの河原・白川ペアは気合いの入ったプレーを披露する。出だしから攻勢を強め、一気に10連続ポイントを奪う。その後も積極果敢に相手を攻めたて、21-10のスコアで勝利。第2セットも5連続ポイント、8連続ポイントを奪うなど相手を全く寄せ付けることなく完勝。これでゲームカウントは2-2。
続く第3シングルス。このゲームに勝った方が団体勝利を決める重要な場面で、次期主将である市丸がコートに立った。試合開始から積極的に強烈なスマッシュを放ち、相手に攻撃のチャンスすら与えず21-9で圧勝。第2セットも市丸が主導権を握り、終わってみれば21-9のスコアで完勝を収め、見事チームを団体勝利へと導いた。

2ゲーム連取された状態から見事逆転勝ちを決めた立大。難しい試合を制したことは選手たちにとって大きな自信へとつながったに違いない。これで2連勝を飾ったが、まだまだこれから強敵が待ち受けている。一戦一戦大事に戦い、昇格に向けて歩みを進めていってほしい。
(5月17日・加悦佑真)



◆コメント◆
市丸
―東洋大戦について
シングルスの相手は以前坂牧が戦って、彼が勝った選手だったので負けられないなと。先頭の試合ということもあり、自分の予想通りの展開に持っていくようにしました。ダブルスはなかなか自分たちが攻めるペースに持って行けなかったので、次の試合までの課題ですね。
―ダブルスに関して
最初はいつも通りやってみようと話していました。1セット目のインターバル以降から、自分がドライブで突いて、坂牧が落として、自分が下がるという形にしたのですが、1つ1つのプレーが相手の方が上だったと思います。
―昨年に比べ成長したこと
ダブルスに関して言えば、ローテーションがスムーズになりました。練習試合などで、たくさん回っていこうと坂牧と話していたので、今大会で練習の成果が出たと思います。
―流経大戦について
1ダブ(第1ダブルス)を迎えたときは、頭2つが取られていた状態だったので、相手はイケイケでこっちは逆に空気が淀んでいました。なので、最初から全力でスマッシュで叩いて、自分たちのベンチを盛り上げようと考えていました。思い通りに出来たので、やってやったなと。
―チームの主力となっているが
ついに自分の時代が来たなと。去年、具志堅さんがいなくなって、自分が勝たないとチームが勝てないと考えて試合に臨んで、思うようにプレー出来ませんでした。ですが、秋リーグで自分が勝たなくても、周りが勝ってくれると改めて自分の中で分かったので、気楽に試合に臨めるようになりました。東洋大戦のシングルも、自分が負けても後ろが勝ってくれると考えていたので、メンタル面では成長できたのかなと思います。
―今年の目標
団体戦に関しては、大事な局面で勝てる選手になりたいですね。個人戦ではインカレベスト16には入りたいです。できればダブルスで出場したい。
―パートナーの坂牧くんについて
ダブルスでは自分を生かそうと頑張ってくれています。選手としてはちゃんと勝ってくれる人です。今日の流経大とのシングルスのプレーは相手にビビっていたのか、彼らしくない試合だったけれど、いつも通りのプレーでいけば、勝つべきポジションにオーダー表には書かれています。みんな頼りにしています。チームではいじられキャラですね。
―大東大、理科大戦に向けて
自分個人としては理科大には去年負けているので、チームとしても個人としても全勝したいと思います。3部優勝決定戦の相手は恐らく東海大になると思うので、いいイメージで試合に臨みたいです。

河原
―今日を振り返って
シングルスは負けてしまったので、そこはちょっと自分的にありえないなと思いました。ダブルスに関しては、自分たちのやりたいようにけっこうできましたね。もともと、ダブルスをやっていたというのもあるのでダブルスの方はそんなには問題にしてないです。
―白川君と組んでみて
彼(白川君)もずっとダブルスをやってきたっていうのもあるので、すごくやりやすかったですね。
――3年生になって部を引っ張っていく役割になりましたが
まずは自分が勝つというか、ポイントを取らなくてはいけない立場にあるとおもうので。まず、自分が試合までにコンディションとかモチベーションとかをしっかりと整えるっていうのと、部全体としては試合に勝てるだろうと適当な感じで臨んでしまって負けてしまうってことがわりと多いので、試合のスタートをしっかりと集中するように他の人に声かけることを自分はやってますね。
―次戦にむけての目標
単複全勝で。とりあえず、勝ってチームにポイントを。


白川
―今日の試合は
デビュー戦って感じで出させてもらって、2試合とも余裕ある感じでラリー展開も作れて、試合展開も運べたので、次につながるいい流れを作れたと思うのと、チームとして勝ててよかったと思います。
―ダブルスとシングルスはどっちが得意か
ダブルスの方が得意です。シングルは自分のイメージではゆったりとした動きの中で変化をつける感じ。ダブルスはスピードとかダッチの速さとかそういうので、自分の持ってるものをすべてぶつけるっていうかガンガン行くっていうところが好きで、その中でも繊細に考えながらやっていくっていうのが好きで、自分の兄弟もみんなバドミントンやっていて、兄ちゃんが全国3位で、ダブルスで3位だったので、自分もダブルスで勝負したいなって。
―大学に入って高校と違うことは
大学の部活っていうのは高校の部活みたいにみんなで同じ目標っていうか、同じくらいのレベルでみんなで目標を目指すって感じですけど、大学入ると一人一人の目標が違って、いろんな立場の人がいて、その中で部活を楽しくやりたい人とか、もっと結果を求めてやりたい人とかいろんな人がいる中で、自分がどうモチベーションを保って結果を求めていけるかっていうのが、高校のときは周りも頑張っているし、自分も頑張らないと、って周りにも引っ張られていました。大学はそれを自分でしっかりと自覚して、モチベーション持ってやっていかなきゃいけないところが一番大きい違いかなと思います。
―この4年間での目標は
インカレに4年連続ずっと出続けて、その中で少しでもいい結果を出せたらなと思います。


西林
―今日の試合振り返って
自分のペースで最初から最後までできたのでそこがよかったかと思います。
―今日が公式戦初出場
はい、初ですね。(緊張とかは?)緊張はあんまりしませんでした。
―その前に勝ちを決めていたのでのびのびプレーできた
そういう気持ちもあったんですけど、やっぱり自分で負けっていうのをつけたくなかったので。
―高校のときと違いますか
全然違いますね。高校のときは先生がいて、言い方悪いですけど若干ちょっとやらされるというか、やらなかったら怒られるので。それが大学はないので本当に自分のやりたいようにできるというか、頑張るのも自分次第で、やるかやらないかも自分なので、そこが高校と大学は違うのかなと。そういう感じの方が僕は好きなので。のびのびとやりたいですね。
―自分のプレースタイル
ひたすら粘って、粘りのバドで相手のミス誘ってっていう感じですかね。
―次の試合に向けての意気込みを
出られるかはわからないですけど、出たらもう絶対勝つっていう気持ちで。出た以上絶対自分で負けはつけたくないので、勝ちにいくそれだけです。

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