2017/06/13

バドミントン部


強豪に惜敗、昇格逃す

◆平成29年度関東学生バドミントン春季リーグ戦◆
5月7日 立川市泉体育館
春季リーグ 3部優勝決定戦
立 大
S1(市丸)0-2
東海大
S2(坂牧)1-2
D1(河原・白川)2-1
D2(市丸・坂牧)1-2
打ち切り


強豪相手に善戦した河原(左)・白川
 リーグ戦全勝で3部Bブロック優勝を飾った立大。昇格へ向け、倒さなければいけない相手は東海大だ。昨秋も昇格を目指した立大の前に立ちはだかった。そんな強豪が相手でも、最後の一秒まで決してあきらめず食らいついていく立大バトミントン部の勇姿が印象的な試合だった。

第1シングルスに登場した、次期主将の市丸(済3)。「厳しい戦いになると思います」。リーグ最終戦の尚美学園大を終えたあと、東海大戦についてこう語っていた。その言葉通り、相手は鋭く突き刺すようなスマッシュを放ち、市丸を寄せ付けない。相手のミスを手がかりに反撃を試みるも、わずかに相手の実力が上回った。第1セットは18-21、第2セットは17-21でこの試合を落とした。第2シングルスは坂牧(文2)。スタートから勢いに乗り、強豪相手に第1セットを奪う。だが、相手も盛り返し、12-21で第2セットを献上。第3セットも得意のスマッシュがネットにかかるミスを連発し、落としてしまう。攻めていたからこその敗北であった。試合は第1ダブルスへと突入した。後がなくなった立大に対し、すでに2試合を制した東海大は、勝敗を決めにかかってくる。しかし、ここで立大が食らいついた。河原(文3)・白川(済1)ペアが息の合った攻撃で、第1セットを奪ったのだ。前戦で勝ち星を取れなかったことからか、自分たちが食い止めるという気迫が感じられた。デュースまでもつれる激闘の結果、セットカウント2-1でこのゲームに勝利。第2ダブルスへ希望を繋いだ。ここで登場した市丸・坂牧ペアは、次々とポイントを重ねていく。坂牧のスマッシュが決まり、第1セットを獲得。ベンチや応援席の盛り上がりは最高潮となり、大きな声援が送られた。しかし、第2セットは相手の素早い攻撃に苦しみ、第3セットは連続で失点を許し、逆転負け。これにより、結果は立大の1勝3敗。わずかに力が及ばす、目前に迫った昇格を逃してしまった。
 
昨年と同じ相手に負けて昇格を逃した立大。それでも、得たものは大きかったのではないだろうか。0-3でストレート負けしている昨年秋に比べて、今回は1-3での敗北。落とした試合でも、格上の相手に臆しない闘志が随所でうかがえた。リーグ戦から数多くの苦しい試合を経て、以前よりさらに成長した姿を見せた立大バトミントン部。秋に向けて、上を目指す日々がまたここから始まる。

(6月1日・広瀬春香)


◆コメント◆
丸山監督
―今日の試合を終えて
悔しい試合だった
―昨年の入れ替え戦と同じ対戦校だったが
第1ダブルスが勝ってくれたというのが、昨年度に比べると成長したところなのかなと感じますね。勝つとチームが乗れるというのもありますし、第一ダブルスの勝利は大きかったですね
―対戦校のメンバーは昨年から変わっていたか
前半のメンバーはさほど変わりはなかったです
―立大チームに足りないもの
ここまで3部にとどまっている状態となると…。一つ一つの試合内容を見てみると、実力的には劣っていないと感じるあので、あとは勝負所でどういうパフォーマンスを見せられるか、要するに厳しい場面で良いプレーをできるかどうかが鍵になってくると思います
―試合後にメンバーにかけた言葉
負けたということにはそれなりに理由があるでしょと。これから秋にかけての期間、夏もやってきますので、問題点を各自で見つけて、秋に向けて克服していきましょうと話しました

大島
―主将としてリーグを振り返って
リーグは、結構いい形でやれました。前の人がやられたら次の人が取り返すみたいに。取られたのはあまりいいことではないかもしれないけど、全勝でこの舞台までこられたっていうのはよかったなと
―今日の優勝決定戦について
競った試合だったと思います。でも、4試合東海とやって、1-3で負けているっていうことはどこかに甘い部分があったり、課題とするところがあるのかなと。前回は0-3で負けて今回は1-3だったので、進歩している面はあると思いました
―どういうところに進歩が見られる
今回前より良かったのは、やっぱりダブルスですかね。新入生の加入というのも大きいと思います。たぶん勝ったダブルス(第1ダブルス)が、向こうのエースのペアとの対戦だったんですよ。そういう相手に、ぎりぎりで勝ちきれたというのは、新入生の加入に加えて、レベルアップができた試合なのかなと思いました
―逆に今の立大に足りないものは
探せばいろいろありそうですけど(笑) そうですね、競ってきた時に最後まで取り切れない場面が多いのかなと思います。今回の第1、第2シングルスもそうですし、さっきの第2ダブルスも。最後まで競って、どっちが勝つかわからないという状況の中で結局、勝てない。そういう最後の最後の集中力が足りないのかなと思います
―秋リーグについて
実力次第にはなりますが、出場するつもりです。昇格させたいです。昇格したらもう1年いたいぐらいです(笑)

市丸
―今日振り返って
シングルスは前回坂牧が対戦した相手でけっこう強いっていうのはわかっていたので、まあ負けてもともとじゃないですけど、とりあえず全部やれることはやって勝てたらいいなっていう感じで入ったのですが、思いのほか足とかは動いて試合やっていて、そんなに負けている感じはしなかったので、途中いけるかなと思ったのですが、要所で自分の焦りとかから失点して、どんどん相手に流れがいってしまうことがあったので、競ったところで自分がいかに我慢して点数取るかが今後の課題ですね。ダブルスについて、第1セットはいい感じで自分たちが攻めていけたのですが、2セット目から向こうのスピードが上がってきたので、そこで自分たちがタッチ速くして相手にいかに当てさせるかをもっと考えた方が良かった。ファイナルに至ってはこっちが引いてレシーブに回ってしまい、あまり攻め手に回れなかったですね
―今日どの試合も接戦だったが何が勝負を分けたか
どっちが勝てるかは地力を持っている方だと思うので、単純に向こうの方が色んな面で強かったのかなと。ショットの精度やミスが少なかった点、メンタル的に落ち着いていた点など、向こうの方が上だったから競った場面で自分たちのミスがでたと思います
―昨年の秋戦った時と比べてどうでした
自分はそのときシングルスは出てなかったのですが、ダブルスはおそらく良くなっていると思います。去年の秋の状態でやっていたら今回も2-0で簡単に負けていると思うのですが、ファイナルはいけていたので。全体的にみても、第2シングルスの坂牧も第1ダブルスの河原・白川も皆競って、ちゃんと戦えていたので秋に比べると成長してると思います
―今回は本当に紙一重の戦いだったと感じたが
そうですね。こっちが負けているときに声が出せないので、相手は出せていたのにこっちは出せていなかったのでそこでも差があったのかな
―秋こそという感じですか
そうですね。今度からは自分がキャプテンとしてやっていくので、まずは体力ですね。体力上げて、ミス減らすところからやっていきたいなって思います
―大島さんはどんな存在でした
大島さんが試合に出てくれると、勝とうが負けようがそれだけで場が盛り上がるというか。そういう部分ではすごく尊敬できる存在でしたし、2年生まではあまり安定してなかったシングルスも3、4年になってけっこう安定して勝てるようになっていたし、キャプテンとしてあの人は引っ張ってくれていたので、すごい人というか。頼れる人でしたね。(ムードメーカー的な存在でも?)そうですね。やっぱりあの人がいると明るいんですよね。あの人自身も明るいし、周りもそれにつられて明るくなるので
―次から主将ですがどんなチームにしていきたいなどありますか
全体的にもっと力を上げていって、今けっこう出るメンバーが決まっちゃっているので競争力をつけていきたいなと思っているのと、自分としては大島さんみたいにじゃないですけど、ムードメーカーみたいになってチームでいるときに、ちゃんと場を作れる人間になれたらいいなと思ってます
―主将としての意気込み
正直自信ないところはありますけど今までの具志堅先輩を見ていたので、あの人ってもう強いし、ザ・キャプテンという感じで人間性も文句なしだったので、あれに比べちゃうと絶対見劣りはしちゃうのですが、なるべくあんな感じになりたいなって。ちゃんとプレーでも勝って、周りのことを見ながらその人に合ったことを言える感じになりたいなとは思います
―秋リーグへの意気込み
今回負けちゃって3部残って、次の秋の当たりが厳しいのですよ。まずは2部昇格っていうよりは、まず3部で優勝狙いたいです。3部優勝してから目標を2部昇格に切り替えても大丈夫だと思います。まずは目の前の一戦一戦を大事に。最終目標で2部に上がれたらいいなと思います
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