2017/06/19

空手部


全国への切符をかけ、見せた己の力
◆第45回関東学生空手道選手権大会◆
5月21日 日野市市民の森ふれあいホール
1年生も含めて男女17人が出場した、この関東学生。個人戦だからこそ、己の力を発揮する絶好の機会だ。全日本への出場権をかけて、それぞれが強気の姿勢で戦いきった。

○男子形
 今大会一番初めに出場したのは鈴木(済4)。滑らかな動きの中にもキレのある動きを見せ、気合を感じさせる声を響かせる。しかし得点は伸びず、予選敗退。続いて、高校時に全国選抜大会で団体形の優勝経験を持つ佐藤(済3)が登場。俊敏かつ華麗な動きで演じきるも、同じく予選敗退となった。最後に出場したのは半田(済1)。落ち着いた面持ちで勢いよく演じきったが、こちらも予選を通過することはできなかった。 。

堂々とした形を披露した鈴木達
○男子組手
 キャプテンとして部員の期待を大いに背負って登場した希代(文4)。しかし強豪大学の相手に打ち勝つことができず、まさかの初戦敗退。同じく和田(社3)、半田も悔しい初戦敗退。昨年度同大会においてベスト32に名を連ね、全日本出場を果たした浅井(文3)の試合。相手の隙にうまく入り込むことができず、惜しくも敗退。中根(法4)、倉持(理2)も2回戦で敗退となった。大塚(文1)は初戦、相手を倒し上段突きを決め、その後も勢いよく突きでポイントを稼ぎ6-0で圧勝。しかし続く試合で、上段突きを決められ3回戦敗退となった。小田(現2)、原田(文4)も同じく勝ち進めたが、3回戦敗退となった。佐藤は初戦、上段突きに加え中段蹴りを決め6-0で勝利を収めたが、3回戦では3-2で敗北。寺岡(文1)は3回戦、高身長の相手に上段突きを決め4-2で勝利。しかし、4回戦では両者共に相手の出方を伺い、残り34秒のところで上段突きを決められ敗北。鈴木達は初戦、中段蹴りを勢いよく決め5-0で勝ち進む。しかし4回戦、試合終盤に連続でポイント奪われ、2-3で惜しくも敗北となった。ベスト16への壁は厚かった。



○女子組手
積極的な組手でベスト16入りを果たした鈴木菜
 女子組手には5選手が出場し、全員が初戦突破。脇坂(コ4)は初戦、6ポイント連取し勝利するものの、2回戦では惜しくも敗北。山浦(文4)は上段突きを決めて初戦勝利。3回戦では長い硬直状態の末、突きの押収に競り負け、ここで敗退。増尾(異3)は、速い仕掛けから6連続ポイントにより初戦勝利するも、続く3回戦では1ポイントを守りきられ、惜しくも敗退。高橋(コ3)は初戦を難なく突破すると、続く3回戦では大柄な選手相手に互角に渡り合い、判定勝ちで勝利を決めた。4回戦では駒大の選手に連続ポイントで力の差を見せつけられ、敗北してしまった。鈴木菜(文2)は順調な勝ち上がりを見せ、初戦を蹴りも見せての勝利。続く3回戦、帝京大の強豪相手に1ポイントも許さず、上段蹴りを鮮やかに決めストレート勝ち。4回戦でもその勢いは衰えず、積極的な攻めの姿勢を貫き勝利。しかし5回戦では序盤、上段突きにより2ポイントのリードを奪うが、後半から相手の動きにキレが出始め、3連続ポイントを許してしまい敗北。ここで惜しくも敗退となったもののベスト16に名を連ね、全日本への出場権を獲得した。

鈴木菜がベスト16進出、そして全日本への切符を獲得。また、後日行われた最終選考の結果により、高橋も全日本への出場を決めるなど、立大空手部女子の活躍が大いに目立った今大会。全日本出場者以外は、今回が前期の締めくくりとなった。ここで得た課題を、後期の大会に向けて修正し、また力強い空手を見せてほしい。
(6月17日・中野陽太、宮武瑞季)



◆コメント◆
鈴木達也
「1週間前に胃腸炎にかかって、良いのか悪いのかよくわからない状態できました。練習は2、3回しかできなかったんですけど、その状態が逆に良かったかなっても思います。印象に残った試合は3回戦で、組み合わせを見たとき、ここが山場になるなと思っていました。相手が強いって知っていたし、そこに重点置いていたので、勝てて良かったなと思います。その後の勢いが続かなかったのは良くなかったかなと思います。」

鈴木菜未
「一番山場だと思っていた2回戦の帝京大の相手に勝てたのが良かったです。相手の特徴とか癖とかをだいたいイメージして試合に臨んで、イメージ通りにできました。最後負けた相手は、全然負ける相手ではなかったです。東日本で全然動けないまま終わっちゃったのですが、今回は何試合かできたので感覚は戻ってきました。全日本につなげられたので大阪で頑張ります。全日本では最後まで集中して、ベスト8に入りたいです。」

寺岡駿
「暑かったので集中は途切れてしまったんですけど、その中でも楽しめました。最後に当たった駒大の鈴木くんなんですけど高校の同期で、かつ主将で、自分が副将だったので、やっぱりやりにくさはあったんですけど、それよりも楽しかったです。結果に満足はしてないですね。高校と大学は、突き蹴りのスピードなど、どれを取っても大学の方がレベル高いです。大学4年間の目標としては、団体戦において全日本で勝ちたいですね。」

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