2017/09/21

剣道部


チームで掴み取った52年ぶり関東3位!

◆第66回関東学生剣道優勝大会◆
9月10日 日本武道館
日本武道館で行われた関東学生剣道優勝大会において、立大は準決勝進出、第3位と大健闘した。実に52年ぶりの大快挙だ。準決勝では同大会準優勝の明大に惜しくも敗退したが、チーム一丸となって5回戦を勝ち抜き、10月に行われる全日本学生剣道優勝大会の出場権を得た。

面を打ち込む今村
試合4分、7人制の団体戦で争われる本試合。10月に行われる全国大会の予選も兼ねた大切な試合だ。初戦の対東京都市大戦では3-0で快勝。2回戦の千葉工大では、先鋒の鈴木(法1)、次鋒の岡戸(法1)の1年生コンビが1本先取されるなど一方的な試合展開にはならなかったものの、新戦力ながら落ち着いた剣道で取り返し、引き分け。五将古川(社4)、中堅松下(法4)、三将古田(文3)が3連勝で試合を決める。

3回戦の相手は、練習試合で苦戦したという学習院大。先鋒鈴木に代わって白山(法2)が出場。引き分けでつなぐ。次鋒岡戸は2本勝ち、五将古川、中堅松下が1本勝ち、三将古田が2本勝ちと、良い流れが続く。副将の澤田(営4)が2本負けを喫してしまうが大将の今村(文4)がきっちり2本勝ちで試合を締め、5—1と圧勝。この時点でベスト16。全日本学生剣道優勝大会出場を決める。「学習院に勝つまでは結構緊張していた。全日本が決まってからは思い切りいけるようになった」(今村)。その後は相手も強豪揃いになり、接戦が続いた。

4回戦の相手は東海大。どちらも3勝と並んだが、先鋒白山が2本勝ちしており、奪った本数で立大が4本、東海大が3本と、立大が1本上回っていたため本数勝ちでの勝利を収めた。

準決勝進出をかけた試合の相手は、昨年同大会での立大の初戦の相手であり、敗北を喫した大東大。他のコートの試合が終了していたため会場全体が見守り、緊張感漂う空気の中試合が行われた。両者譲らぬ展開が続き、いい当たりがあってもなかなか旗は上がらない。先鋒から副将まで全て引き分けが続いた。このまま引き分けで代表戦にもつれ込むかと思われた大将戦。開始1秒で相手が飛び込んできて、面を決める。その後なかなか決まらないまま試合は進み、ベスト8で敗退かと思われたが、残り35秒。今村の華麗な逆胴が決まる。これには観客席で見守っていたOBや立大剣道部の部員からも一段と大きな拍手。見事追いついた。



そのまま試合終了し引き分けて代表戦。相手は大将を務めた選手がそのまま出場し、立大からは澤田が出場した。お互いに警戒し、間合いを取りながらの緊張感漂う展開が続く。しかし12分3秒、澤田が相手の動きに合わせコテを見事決め勝負を決した。昨年の初戦敗退と同じ相手に雪辱を果たし、更に準決勝出場を決めた。

そして準決勝。ベスト4に残った立大以外の筑波大、明大、国士大は全国でも上位に勝ち進む強豪校だ。その中でも立大は、世界選手権にも出場経験のある選手を擁する明大と対戦した。しかし先鋒白山、五将古川、中堅松戸、副将今村は2本負け。高校の後輩であり、世界選手権に出場経験のある山田選手と戦った大将の澤田選手は引き分け、同じく高校の後輩と戦った三将の古田はわずか46秒で2本勝ちを収めるなど、決して一方的な試合展開では無かったが1—4で敗北。しかし52年ぶりの関東3位という結果を残した。
見事代表戦を制した澤田
チーム一丸となって戦い抜いた末に掴み取った関東3位。だがこれで戦いは終わりではない。チームは10月に行われる全日本学生剣道優勝大会に挑む。この大会は4年生にとって最後の公式戦となる。主将の今村は、「最後だからある程度勝負にはこだわります。集大成として悔いなく行けるところまで行きたいと思います」と意気込む。全国という最高の舞台でこのチームがどのような躍進をみせるのか。注目だ。

(9月17日 金子千尋)
Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.