2017/10/17

ラグビー部


激戦の先に
◆平成29年度ジュニア選手権大会◆
10月1日 対東洋大 東洋大川越グラウンド
お互いに一歩も引かないスクラム
ジュニア選手権大会二戦目。涼しさを覚え始めた秋晴れの中、東洋大との手に汗握る激戦が繰り広げられた。

東洋大のキックオフで始まった試合は、序盤は両校とも得点となるプレーをすることができず、互角の戦いが続いていた。均衡が破れたのは前半17分。立大がノックオンをし、東洋大ボールで始まったスクラムからパスを回し展開しようとしたが一瞬呼吸が乱れパスミス。このチャンスを逃さず、ボールを素早く拾った立大はSH吉松(コ4)が起点となり、ゴール前でのラックからボールを受けたPR玉川(文4)がトライ。コンバージョンキックも成功させ、立大が先制点を挙げた。これを機に試合が動き出す。リスタートした直後に立大がパスミスし、東洋大が攻め立てる。モールで押し込まれトライを許し、コンバージョンキックも成功。追いつかれてしまう。前半23分、ラインアウトからボールを受けたHO下根(観2)が抜け出し、一気にゴール前へ切り込む。ラックからSO菱川(営1)→CTB尾池(コ3)と繋ぎ追加トライ。12-7と再びリード、しかし東洋大も譲らずモールから一人抜け出しトライ、コンバージョンも成功させ2点のリードを許してしまう。その5分後、東洋大がノックオンをしスクラムでのぶつかり合い。展開していく立大だったが味方へ出したパスをターンオーバーされ、一気にトライ。12-19と離されてしまう。なおも東洋大の攻撃は止まらず、再び自陣ゴールに切り込まれ失点の危機に。モールで押し込まれそうになるも必死に耐える。ここでトライを決められると得点差が一気に開き、完全に東洋大のリズムになってしまう。残り時間、なんども押し切られそうになるがトライを許さず7点差で前半を折り返した。

気持ちを切り変えた後半戦、すぐさまチャンスが訪れる。東洋大がラインアウトを失敗し立大ボールに、パスを受けた菱川が中央突破。大きく前進し、WTB丸山(法4)→吉松と繋ぎ相手ゴール中央にトライを叩き込んだ。コンバージョンも成功し19-19、試合は振り出しに。その4分後、キックによるパスで裏をかかれトライ。リードを許し再び追う立場となる。食らいつき続ける立大は尾池が抜け出しチャンスを作ると、WTB津田(営2)、FL吉澤(観3)、CTB押田(文3)の連携で右サイドにトライ。またも同点となり振り出しに戻る。その後、22分に自陣中央にトライを許すもすぐさま尾池の抜け出しから丸山のトライで返す、32分にモールで押し込まれるも34分にラインアウト成功させFL清水(社3)からLO小島(済4)の流れで追いつく。一進一退の攻防が続いた。試合時間が残り5分を切った頃、東洋大が勝負に出る。立大がセンターライン付近で反則、東洋大はその地点から直接ゴールを狙った。まさに博打ともいえるプレー、緊張が走る中蹴りだしたボールはゴールを割った。そしてこの3点がこの試合の命運をも分ける。死力を尽くしタックルをする立大だったが一歩及ばず、逃げ切りを許してしまい38-41で惜しくも敗北した。

最後の最後まで勝敗が読めなかった一戦。まさに互角と言える試合を動かしたのは、より強い「勝ち」へのこだわり。リーグ戦はまだ終わったわけではない。どこまでも勝ちにこだわり、時には賭けにもでていく姿勢。それがこれからの激戦の勝敗を分けていくだろう。
(10月1日 中野陽太)
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