2017/11/10

アメリカンフットボール部


敗戦の雨止む!やっと手にした一勝

◆2017年度アメリカンフットボールリーグ戦◆
10月29日 対明大 富士通スタジアム川崎

1029日 対明大 GRIFFINS

 

Q

Q

Q

Q

Total

立大

17

明大

10


前試合に引き続き、この日の天気も雨だった。リーグ戦5試合目に迎え撃つのは明大。4連敗の悔しさをぶつけるべく、立大は攻めの姿勢を貫く。最後までどちらが勝つのか分からない展開が続いたが、勝ち越しても気を緩めないプレーで勝利を獲得。ここまでのリーグ戦で勝ち星のなかった立大にとって、大きな一勝をあげた。

雨が降りしきる中、試合は始まった。先制したのは立大。ダウンを順調に更新し、RB#2荒竹(法2)がTDを決める。TFPも確実にものにし、7得点を獲得した。ここからシーソーゲームが始まる。明大も粘り、第1Q残り2分でTD。TFPも決められ、7-7となる。終わりが見えてきたところで試合は振り出しに戻った。残りの時間もRB#7金子(観4)がランプレーを決めるなど攻め続けるも、思うように進まないまま第1Qは終了。間をあけずに始まった第2Q、試合は膠着した。明大が2度ダウンを更新し勢いに乗るかと思われたが、ここで立大の守備が光る。DB#22若林(社2)がインターセプトし、攻撃権を獲得。そのまま始まったオフェンスWR#10鈴木(文4)がパスキャッチに成功し1度ダウンを更新するも、相手のディフェンスに阻まれる。12yしか距離を詰められず、攻守交替。しかし残り4分11秒、試合の流れが立大に傾き始める。QB#3若狭(社2)から#7金子へのロングパスが決まりダウン更新。WR#80河本(コ3)もパスキャッチに成功するなどオフェンス陣が活躍し、合計4度ダウンを更新する猛攻を見せる。試合終了間際、立大にリードの好機が訪れる。残り8秒、敵陣16yで4thダウン。ゴールラインまで残り15y、FGの賭けに出た。決まれば後半の流れはこっちのものだ。しかし、天候が響いたのかスナップが乱れ、キックができず失敗。応援席には落胆の声が響いた。そのまま第2Qは終了、同点のまま試合は折り返し地点に差し掛かる。

悪天候の中冷静にFGを決める吉田
第3Qは立大のレシーブで開始。残り10分30秒、RB#2荒竹がランプレーで一挙に27yゲインする。このまま流れに乗っていきたいところ、またもやRB#2荒竹のランプレーが決まり、残り1yで4thダウン。パントするか、ギャンブルを選択するか。答えはすでに決まっていた。残り7分47秒、ギャンブルを選びQB#3若狭からWR#80河本へのパスが決まりTD。計3回ダウンを更新、勝利を近づける大きな7点を獲得し、14-7と点差をつけた。だが明大は簡単にはいかない相手。その後の攻撃でダウンを2回更新され、残り2分21秒でFGを決め14-10とし、すぐさま点差を縮められた。追加点が出ないまま第3Q終了のホイッスル。試合を決定づけることができない立大、何としてでも次で引き離したい。

運命の第4Q。勝ち越してはいるものの、1回TDされてしまえば逆転を許すことになる。気が抜けない展開が続いたが、試合の流れを引き寄せる追加点を挙げたのは立大だった。QB#3若狭からWR#80河本へのパスが決まりダウンを更新、残り7分33秒、4thダウン残り9yとなったところで#98吉田(コ2)が慎重にFG。さらに3点を獲得し、17-10とした。残り1分30秒、立大は4回ダウンを更新し残り9yで再びFG。だが、決めるかのように思われた3点は、右にそれ失敗。試合を決定づけることができず、この点差のまま相手の得点を抑えたい。DB#14鈴木健のタックルをはじめとしたディフェンスが光り、追加点を与えないまま迎えた明大最後の攻撃。残り1分5秒、相手選手がファンブル。すかさずリカバーに入り、二―ダウンで流した。鳴り響いた試合終了のホイッスル。立大側の応援席からは、激しく降る雨にも負けない大きな歓声が沸き起こった。やっと手にした今シーズン初勝利。すべての選手が嬉しいと口を揃えて言う。1点差で負けた前試合の悔しさを晴らした一戦であった。
(11月9日・西山京香)


◆コメント◆
◎監督 中村剛喜
○今日の試合を振り返って
――技術以前の問題で、ボールにブロッカーが集まるとか、最後までやるとか、やっぱり甘いところが出ていたので、タックルいっても雨なので1人1人じゃ捕まえきれないところに集まって2、3人で囲まなきゃいけないところに囲めなかったりなど。やはり甘かったですね
○満足のいく勝利ではない?
――もちろん
○明大対策は
――もちろんしたけど、基本的にタックルなどいつでも自分たちがやらなければいけないことは変わらないのでbr />
○慶大戦で惜敗したときの雰囲気
――やはり結果的には1点差だけれども、たまたま1点差だっただけでところどころまずいところがあったので、雰囲気というよりかは出来ないことが多いので、それを潰さなきゃいけないと思った試合だったね
○それを踏まえての今試合でしたが、あまり改善はされていなかった?
――もちろんできたことはあったけれど、やはり普段の練習の甘さがこういうところで出るので、修正していかないと次の試合は勝てないと思います
○今シーズン初勝利はチームにとって大きな意味合いになってくると思うが
――もちろん。それは本当に大きいよ。まあ出来ないことは多かったけど、改善点を修正して今日勝てたかなと。自身持つところは自信もってやっていけたらなと
○この試合を通じて自信は持てたか
――もちろん。勝てないとやっていることに疑問感じますし、白星は大きいね。
○昨シーズン勝利した日体大への印象
――スピードもあるし、1人1人がタレント揃いなので、とてもバランスが良いチームなので、今まで通りやっていたら勝てないと思います。なので、2週間で強くなっていきます。

◎WR#10鈴木
○今日勝てた要因は
――1y1y大事にして、一人ひとりの選手が最後までプレーするという意識を持って、雨でコンディションの悪い中、オフェンスで出したいという気持ちがあったから勝てたのかな。チームが一つになっていたというのもあると思います
○明大対策などはしたのか
――何個かプレーが増えたというのはあるのですが、それは別に関係ないかなと思っていて、明治対策というよりは一戦一戦大事にしてプレーするというだけだったので、これといってやったことはないです
○雨と晴れではコンディションは違うのか
――僕のポジションは特にボールが飛んできて取らなければいけないので、全然違うかな
○残り2戦に向けて
――僕は小学校6年からラッシャーズに入っていてもう11年目なので、一戦一戦大事にして勝てるように頑張ります

◎WR#80河本
○今日の試合を振り返って
――いつも雨でも練習をしているので、特に天候などは気になりませんでした。とにかくいつも通り練習を発揮することを意識してやってきたので、それが出たかなと思います。
○特に意識したことは
――プレイコール的にはバスも結構多めに出してもらえると思っていたので、とにかく飛んできたボールを取って絶対離さないことを意識しました。
○明治の印象は
――1アウトを泥くさくあたってくるチームだと思っていたので、こういった競った試合になると最初から分かっていたのですが、なんとかこっちが競り勝てたので
○これから先に向けて
――とにかく勝つことだけを目標に、結果を大事にしていきたいと思います。

◎RB#2荒竹
○初勝利の率直な感想
――前回の試合が勝てた試合で悔しい思いをしたので、後三試合を三連勝しようという気持ちでやってきて、前回と同じ雨という状況で完璧とは言えませんが、勝てたことはすごく嬉しかったです。
○雨の中のプレーで意識することは
――ボールは気をつけて走りました。ボールを落として相手ボールになってしまうと良くないので、雨の中のプレーでランが多くなるのは分かっていて、自分にボールがたくさん来るのは分かっていたので、チームのボールということで、絶対に相手に渡さないようにという気持ちでやっていました。
○今日の自身のプレーについて
――ロングゲインがあったプレーはあったのですが、やはり試合終盤で惜しいところで相手に止められて取りきれないところがあったので、そういうところで取れる走りをしたいと思います。
○あと2試合に向けて
――今の四年生は自分が高1で入ったとき高3ですごく強くて、自分たちの代にとって憧れの代で、高校の時は入ったばかりで戦力にもなれなかったですし、大学入ってあの人たちと一緒にやりたくて入った部分も多くて。5連敗スタートでしたけど、あと2試合も絶対に勝って終わりたいなと思います。

◎K#98吉田
○開幕以来初勝利の気持ちは
――正直ものすごく嬉しいって気持ちと、ほっとした気持ちが半々です。前の試合自分のせいで負けたので、その面ではほっとしました
○前回が悔しい敗戦となったと思うが、チーム全体の士気は
――この前の試合で負けてはしまったのですが、勝利ってものが少し見えていた状況ではあったので、チームの方向性が間違っていなければこの試合は勝てるって思っていました
○豪雨の中でのキック、影響は
――スナッパーとホルダーが一番雨の影響を受けると思うので、その二人を信じて蹴っていたので自分自身にそんなに影響はなかったです。
○FGやTFPの時は自分のキック次第で点数が入るか入らないか左右されるが、プレッシャーは
――初戦は感じていたのですが、最近は楽しいという感覚が上回ってきて、それがだんだん入るようになってきた要因なのかと
○次戦への抱負
――日体大のキッカーがTOP8でもナンバー1に相当すると思っているので、そういう部分ではその人に負けないように、自分のキックでチームを勝利に導けたらなと思います。

◎QB#4若狭
○今シーズン初勝利の感想
――嬉しいに尽きますね
○ニーダウンをしたあの時の気持ち
――今まで四戦すべて負けていて、特に前回の慶大戦は競った中で負けてしまって、今日も展開的にディフェンスが守りながら時間を使って終わるという形で、その中でファンブルがあってオフェンスに回ってきて勝ちが決まって。本当に格別でした
○良いプレーができた要因は
――やはり前回の試合でパスが決まらなかったので、この2週間パスの精度にこだわって練習してきた成果かなと思います
○残り二戦に向けて
――今の四年生とは、高校時代から一緒にプレーさせてもらっていて、すごく仲良くしてもらったりしていたので、後二戦で恩返しできるように頑張りたいです

Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.