2018/03/06

テニス部女子


格上相手でも「チャンスはある」村橋が決勝戦に挑む

◆平成29年度関東学生新進テニス選手権大会 決勝戦◆
2月20日 慶大日吉キャンパステニスコート
ついに迎えた決勝戦だ。準決勝まですべてストレート勝ちと、順調に勝ち星を重ねてきた新エース・村橋(文2)。相手は1年生ながら数々の戦績を出している実力者だ。格上相手にどこまで戦えるか。タイトルを懸けた戦いの火ぶたが切って落とされた。

 第1セットはゲームを取っては取り返すシーソーゲーム。終始鋭いストロークの応酬が続いた。敵の動きは素早い。しかし村橋も負けてはいない。攻め時を見極め、積極的に足を動かす。左右に敵を振り、翻弄する。4-4と拮抗する試合展開。しかし後半、試合の流れは完全に敵手へ。相手選手の緩急ついたショットに太刀打ちできない。ファーストセットは4-6と惜しくも落とした。

鋭いショットで応戦する村橋
 踏みとどまりたい第2セット。村橋は強気の姿勢を失わなかった。彼女の真骨頂であるストロークがさく裂する。コートラインぎりぎりを攻め、立て続けに4ゲームを奪った。しかし相手も簡単には屈しない。敵の剛速球に追いつくことができず、徐々に劣勢に立たされていく。あっという間に差を詰められ、4-5と逆転を許した。 次ゲームは敵のミスに助けられる。5-5と一度は並ぶも、「大事なところで集中力が相手のほうが上だった」。最後に食い下がることができず、5―7でゲームセット。格上相手に両セットとも健闘したが、同時に実力差を感じる結果となった。

 惜しくも優勝とはならなかったが、「試合前は互角に戦えるか不安だったけど、意外と打ち合えた」と確かな自信をにじませた村橋。昨年のベスト8や、今大会シード1位選手という肩書きに押しつぶされそうになりながらも、持ち前の冷静さとストローク力で準優勝まで上り詰めた。これからの活躍がますます楽しみな新エース。伸びしろは未知数のようである。

【取材こぼれ話】
 選手が好きな曲が会場に流される決勝戦。村橋の入場曲はBIGBANGの「ガラガラGO」だった。記者がなぜか尋ねると、「私の自転車が、ガラガラ音が鳴るから」。試合中は冷静沈着、クールな印象の村橋だが、コートを降りれば茶目っ気たっぷりだ。

(3月3日・森下友紀子)

◆インタビュー◆
ー今日の試合を振り返って
相手は結構私よりいろいろ普段戦績出してる子で、正直試合前はちゃんと互角に戦えるか不安だったんですけど、やってみたら意外と冷静だったっていうのもあるし、自分の中でうまく動けたっていうのがあって、意外と打ち合えたなっていうのはあったんですけど、やっぱり競ったところとか取りたいところとか、大事なところで集中力が相手の方が高かったかなって思って。それは相手の方が上だったなという風に感じました。

ー意外と互角に戦えた感覚?
正直自分でこうやってポイントを取ろうっていうのが正直あんまり頭の中になくて、必死に打ち合ってたら意外と相手がミスしてくれたりとか、という感じだったので互角に戦えてたかどうかあまり分からないんですけど(笑)

―相手を左右に振って予想外の方向に打ってポイントを取るのが得意?
意外と普段考えて、いつも同じ感じでラリーしちゃうと慣れられちゃうかなと思って結構意識的に逆突こうっていうのは考えてやってました。

ーピンチの時はどんな気持ちでやっていた?
相手も決勝ってこともあって、リードしたら相手も緊張するだろうなって思ったし、だからマッチポイントとかでもチャンスはあるなって思ってとりあえず頑張ろうと思ってやってました。

―相手が左利きだったのは影響あった?
やっぱり結構左利きの人ってサーブが良くて、バックサイドの時に大事なところで外に逃げるサーブを使われたかなって思って。ストロークではそんなに感じなかったんですけどやっぱりサーブがいいなって思いました。

―次につながるような収穫、反省は?
相手が左利きだったのでフォアで結構角度付けて打ってきたんですけど、そこでは私は結構バックハンドでラリーできたかなって思ってて。左利きの人ってフォアハンドのクロスが右利きの人がバックで打つより角度がすごいので、結構それにやられちゃうことが多いと思うんですけど、結構そこは自分の中で我慢できて打ち合えたのが良かったかなって思います。

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