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2018/03/13

スキー部


インカレ終幕 来年の雪辱誓う

◆秩父宮杯・秩父宮妃杯 第91回全日本学生スキー選手権大会◆
3月1日~3月5日 長野県・野沢温泉スキー場

長野県野沢温泉村は、日本有数の豪雪地帯。1998年、長野オリンピックの開催地でもある。その地で今回、スキーのインカレが行われた。北は北海道から南は沖縄まで、雪山を滑り続けてきた若者が集う。立大スキー部はアルペン競技、クロスカントリー、コンバインド(複合)の3種目に出場。個々人が上位入賞を狙うとともに、昨年2部に返り咲いた男子チームは総合入賞、女子チームは1部昇格を目指す。

風を切り、傾斜面を滑り切った森島
 大会2日目、アルペンの会場に着くと、平昌オリンピックのような光景が目の前にあった。山頂の濃霧を突き抜け、一人ずつ猛スピードで滑降してくる。行われていたのは女子のジャイアントスラローム。旗門を左右交互に交わしながら2本の合計タイムを競う。立大からは鎗田(コ3)、松岡(法2)、森島(済1)が出場した。1人目松岡の目にもとまらぬ切り替えの早さに驚いた。続く鎗田は2本目、1本目より1秒04タイムを縮め、合計順位を1つ上げる。シビアな世界だ。森島は丁寧かつ安定した滑りが印象的。1年生ながら健闘した。雨や視界不良がありながら、3人ともが無事ゴールラインを通過した。

 女子の奮闘に続きたい男子チーム。大会3日目のスラロームでは中山(済1)、宇都出(異3)、長谷川(異2)が滑走。しかし気候条件が悪く、厳しい戦いが強いられた。多くの選手が苦戦する中、主将・宇都出はしっかりと滑り切り22位と意地を見せた。

 同日は男女ジャンプミディアムヒルも行われ、男子では小鹿(済4)、女子は森島が参戦。森島は学連の中でも唯一となるアルペンとの2種目出場。大きな挑戦となる。しかしこの日は強風で競技が何度も中断される事態に。2部の選手たちは5時間もの待機を余儀なくされる。五輪をほうふつとさせるような波乱の展開だが、2人は落ち着いていた。
小鹿は最後のインカレで渾身のジャンプを見せた
 先陣を切ったのは小鹿だ。31m5のジャンプを見せ、堂々の15位入賞。最後のインカレにして初のポイント獲得となり、「四年間で最高の瞬間だった」と充実感をにじませた。森島は公式練習で捻挫するアクシデントに見舞われながらも、屈することなくテイクオフ。3位入賞でジャンプインカレデビューを飾った。予想外の事態の連続ながらも果敢に羽ばたいた両選手に、仲間達から温かいねぎらいの言葉がかけられた。

  競技が最も集中した大会4日目。スラロームで鎗田(コ3)が19位と健闘。クロスカントリーは10kmフリーで斎藤(理3)が、5kmフリーで実松(法2)田端(文2)が懸命な走りを見せた。コンバインドには、前日に会心のジャンプを見せた小鹿が出場。前半のジャンプで16位につけ、後半のクロスカントリーに臨む。「体力面にはもともと不安があった」と小鹿。何人かに先を越されたものの、最後まで気を引き締めてゴール。18位という結果となった。

  凍えるような気温とは裏腹に、闘志を燃やし一心不乱に雪上を駆けた選手たち。それぞれがベストを尽くした大会となった。男子は総合で25校中19位、女子は53校中11位と、チームの目標達成とはならなかったが、来年雪辱を晴らすべく再び鍛錬を積んでいく。立大スキー部が、今熱い。

(3月11日・森下友紀子、南はるか)


◆インタビュー 今インカレが引退試合となった小鹿(済4)◆
―ジャンプはゲートでどういうことを思う?

緊張しすぎると力んで今日のジャンプみたいに踏み外したりとか、集中力が散漫になってしまうので、基本的にはいつも通り飛ぼうと意識しています。

―ジャンプとクロスカントリーは大学から始めたと聞いたが
きっかけは先輩からの勧誘ですね。自分最初はアルペンをやりたかったんですけど、アルペン競技は2部で戦うにはハイレベルすぎて素人じゃ手に負えないっていうことだったので、ノルディックコンバインドを選びました。

―この大会で上手くいったところ、反省点は
昨日のスペシャルジャンプの競技では、いつも通り飛ぼうと考えていてナイターという特殊の環境でも30m超すことができたので、そこが今回良かったなと 反省点としては気温が高くて雪面がぐしゃぐしゃで後半のクロスカントリーが厳しくて全然走れなかったということですね 登りだと板取られたりしちゃって、難しかったです。

―四年間のスキー部での、一番つらかった瞬間と最高の瞬間は
つらかったのは、自分が努力不足だったというのもあって、でも同期がジャンプ上手くて、やめたい時期があったんですけど、ここでやめたら昨日の成績も出せなくて、昨日のポイントも取れずに終わってしまったかもしれないんですけど、やめようかやめないかの瀬戸際のところはすごくつらかったですね。周りに置いていかれているという感覚が泣きそうでした。最高の瞬間は、昨日のスキージャンプです。2部で戦う中ではスキージャンプがすごくポイントが取りやすくて、それによって残留とか昇格が左右されたりするんです。自分の場合スキージャンプを4年間やってきて、一度もポイントを取れたことなかったし、スキー部に貢献できなかったんですけど、最後の年にジャンプでポイント取れてスキー部に貢献できたというのは最高の瞬間でした。昨日ポイントを取れたのはドラマでしたね。
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