2018/05/08
ヨット部
春インカレ関東予選 スナイプ級・470級共に12・13日の決勝へ
◆平成30年度関東学生ヨット春季選手権大会予選◆
5月5日 神奈川県森戸海岸沖
◆平成30年度関東学生ヨット春季選手権大会予選◆
5月5日 神奈川県森戸海岸沖
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470艇を操る藤田(社4)・福田(済2)ペア |
「関カレ決勝でベスト8」。この目標を胸に挑んだ春インカレ関東予選。470級4位、スナイプ級2位と決勝進出のためのボーダーラインである7位以上を両種目で難なく越え、見事関カレ決勝へ駒を進めた。
 大きな収穫だった。牧内(理4)・高井(社4)ペアは全レース10位以内を目標に今レースに臨んだ。結果は4レース中3レースで10位以内。全レースとはならなかったが、去年と違い、今年は目標を着実に達成。昨年からの成長が垣間見える試合となった。
収穫もある反面、もちろん課題もあった。主将・藤田(社4)はレース後、「メンタル面で課題が残った」と表情を曇らせながら語った。失われかけていた「攻め」の姿勢。しかし、「決勝は怖いもの知らずの気持ちで臨む」と予選とは違う新たな気持ちで臨むことを誓う。予選出場校の東大・関東学大、シード校の早大・慶大など、立大よりもレース慣れしている強豪校との戦いが強いられることが予想される決勝に臆する気持ちなどいらない。チャレンジャーとして、常に「攻め」を意識してレースに臨む。
好成績を収めた予選だが、決して慢心することは無い。副将の牧内は「今回の反省点や後悔を短い期間で集中して取り組む」と決意を新たにした。決勝まで残り1週間を切った。短期間で大きく成長するために、帆を進め続けていく。
(5月8日・玉真拓雄)
◆コメント◆
藤田主将・470級リーダー
「最低限の関東インカレの決勝に立つということができたのでまあいいかなと。ですが目標はチームとして、関東8位以内で全日本に行くことなので。僕は予選落ちということが頭にあってしまって。目標の予選1位通過よりも予選落ちしないように、ということを考えてチキってしまいましたね。やっぱりメンタル面。他大学の選手はレース慣れというのをしていて。どういう風に本番に近づけた練習ができるか、意識づけできるかですね」
牧内副将・高井ペア
牧内副将 「3本目にバランスを崩して落水をしてしまったのでそこは反省として次に活かしていきたいと思います。(普段より波は高かったが)うまく声かけして乗れていたのでそこまでストレスは感じませんでした。今日と決勝はやはり違ってレベルとしては何個も上がるので、今日の雰囲気を保ちつつ、一本目が良ければ勢いに乗れると思うので。反省点や後悔を短い期間でフォーカス当てて決勝までに直していきたいと思います」
高井
「1レース目以外は10位以内を達成できたので良かったです。改善点としてはより状況判断をして、スキッパーに伝達して試合を広げられたらと良かったと思います。短い期間で今日の反省と、これからの練習での反省を踏まえて、決勝のスタートで出せればいいと思います。あとはチーム内で集中を保ちつつ、改善点を発見すれば周りも程よい緊張感を保てると思います。そうすればベスト8も達成できると思います」