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2018/05/08

アメリカンフットボール部


昨秋の雪辱果たす!慶大下し初陣を白星で飾る

◆2018年度関東大学アメリカンフットボール春季オープン戦◆
5月6日 対慶大 アミノバイタルフィールド

5月6日 対慶大UNICORNS

1Q

2Q

3Q

4Q

Total

立大

10

24

慶大

10


 森上(営4)率いる新生Rushersが、最高のスタートを切った!前半はDF陣が慶大の攻撃を封じ込み、後半はWR#80河本(コ4)によるTDパス、RB#21林(文4)のランプレーで大量得点。攻守が噛み合い、24-10というスコアで初陣を飾った。昨秋のリーグ戦、悔しすぎる敗北を喫した因縁の相手に、一矢報いた瞬間だった。

今試合2度のTDパスを決め、大活躍だった河本
 序盤は守備陣が鉄壁の守りを見せた。「かなり止められていた」(森上)と振り返るように、積極的にタックルを仕掛けて相手OF陣を阻む。開始7分にTDを決められ先制されるも、その後は敵の攻撃を崩しにかかり、追加点を許さない。DFの奮闘に答えるように、OF陣も奮起。2Qからエンジンがかかる。RB#2荒竹(法3)が敵をすり抜け、攻撃権を更新。じりじりと敵陣へ攻め込む。23y地点でQB#3若狭(社3)が放ったボールを#80河本が鮮やかにキャッチ。このTDパスが、怒涛の反撃の号砲となった。後半開始4分でFGを決め、3点をリードする。

ランでTDを決めた林(=写真右)。若狭と握手を交わす
 第3Qでは#21林が魅せた。「ランでゴリゴリに攻めてやろうと思った」と語ったように、慶大DFへ果敢に突っ込む。タックルされても倒れないフィジカルの強さが、ビッグゲインにつながった。ランを重ね敵陣40yまで進むと、一気にエンドゾーンまで駆け抜け、タッチダウン。点差を10点に広げる。直後慶大にFGを入れられるも、依然として主導権は渡さない。

 最終Qでも、立大は破竹の勢いで突き進む。#21林、#2荒竹が巧みなランプレーで順調にシリーズを更新し、敵陣28yまで攻め入る。試合時間残り3分。またも#80河本がやってくれた。#3若狭が思い切り投げたボールをエンドゾーンでがっちりと掴む。敵を押しのけるようにしてもぎ取ったTDパスに、アミノバイタルフィールドが揺れた。

 昨季第4節、試合時間残り1分で逆転を許した無念の敗戦から7カ月。悲しみの雨の下、がっくりと膝をついた彼らの姿はもうない。悔しさを胸に刻み、デビュー戦でリベンジを果たした。
 今年度スローガンは「ALL IN」。全員が、全てをフットボールに懸ける。史上最強のRushersへ――。新世代の幕開けだ。

(5月7日・森下友紀子)

◇春季オープン戦 次戦予告 Rushersを応援しよう!◇
6月10日 対日大 @アミノバイタルフィールド13:30K.O.



◆インタビュー◆
○主将・森上(営4)
-今日の試合振り返って
 全然満足できる内容ではなかったです。実際相手がすごい弱かっただけで、OFで点を取ったのも結局個人技で。DFも序盤は止められてはいたけど、これが(相手が)強いチームだったらもっと体力的にもしんどいだろうし、そういう面でもやっぱりまだまだだなというのが正直な感想です。

-主将としてどういうチーム作りを
 まずはしっかり全員を巻き込んで。全員が日本一という目標に向かってどれだけ日常生活から行動できるかっていうところを求めて、これから厳しく。注意するところは注意して頼るところは頼って、全員が責任感持って、チームを勝たせるために今自分が何をできるのかっていうのを、誰に言われるでもなく自発的に判断して行動できるようになればいいなと思ってますね。

ーチームのスローガン「ALL in」というのは
 全員がやろうというのと、今自分の持てる全てを注ぎ込んでフットボールを取り組んでこうという2つを、今は込めています。

○TDを決めた副将・林(文4)
-初戦勝利ということで、率直な感想
 慶応は今まで何年も勝ってない相手で、去年リーグ戦で一番悔しい負け方をして、個人的にそれがすごく悔しかったので、そういう意味でリベンジできたのはすごく嬉しかったです。でも、試合内容的には完全に勝ってるわけでもないし、まだまだです。

―副将になったときの心境は
 中高一切幹部とかなったことなくて、特に高校なんて、全然声とか出さないし周りを引っ張っていくような人間ではなかったんです。そういう意味では今幹部になって自分を変えようと思ってて。すごい大変だけど、やるからにはやるしかないなって覚悟を決めてます。

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