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2018/05/11

男子ラクロス部


三冠まであと一歩及ばず

◆2018年度新人戦あすなろカップ決勝トーナメント◆
5月4日 江戸川区臨海球技場
  手中に収めたはずの三冠への希望が、目の前でするりと逃げていった。準々決勝・準決勝と夏冬王者の貫録を見せ、難なく突破したSAINTSだったが、最後の最後で0-1で敗北。史上初あすなろステージ準優勝という栄冠を手に入れるも、手を放して喜ぶことのできるものではなかった。


対成蹊大・国士大合同チーム

◆あすなろカップ決勝T 第1戦◆
チーム1Q2QTOTAL
立大
成蹊大・国士大
【得点者】星、高貝、梶

得点を決め、ガッツポーズをする梶
 

試合開始直後から敵は連続でショットを狙い、立大はディフェンス陣が耐える時間が続く。#55梶(コ2)が攻めのタイミングをうかがうものの、切り込めないまま時間が過ぎる。開始4分、#54星(現2)が動く。ゴール横からのジャンプショットで先制。続いて#44佐久山が攻め込む。敵ボールのパスカットからショット。成功したかに見えたが、惜しくもオフサイドでノースコアに。試合終了間際、ケガから復帰し学年試合初出場となった#30高貝(社2)が独走、正面からショットを成功させた。そのまま守り切り、2-0で1Qを終えた。続く2Q、流れは完全に立大。#55梶が相手ディフェンスを駆け抜け、至近距離からショットを成功させる。#44佐久山は接点でボールを奪いに行く。ラスト50秒、立大のオフサイドでフリーシューのチャンスを与えてしまうものの、増田のナイスセーブにより失点を免れた。しかしその直後、ゴーリー増田が離れた所に打たれ1得点を許した。



対早大

◆あすなろカップ決勝T 準決勝◆
チーム1Q2QTOTAL
立大
早大
【得点者】梶(2)、斉城(2)

得点後、斉城とタッチをする高貝

準決勝で相対するのは宿敵・早大。公式戦では1戦1勝だが、あすなろ前の練習試合では完敗。三冠を果たすには必ず越えなければいけない壁だった。「練習試合ではオフェンス陣が波に乗り切れなかった」(斎城)。しかし、SAINTSはそんな練習試合での不安を払拭させる試合を見せた。先制点をもぎ取ったのは主将・梶。相手のファウルによりフリーシューを獲得し、見事チャンスをものにした。「ブレイク時に一気に攻撃を仕掛ける」。オフェンスの人数が相手ディフェンスよりも多いときに一気に攻め込むことで、練習試合をはるかに上回る4点を奪取し、4―2で勝利。「打倒早大」を掲げていた彼らにとって絶頂の場面が訪れた瞬間だった。




















対武蔵大・東農大合同チーム

◆あすなろカップ決勝T 決勝◆
チーム1Q2QTOTAL
立大
武蔵大・東農大

試合後、涙ながらに応援席に挨拶をするSAINTS

迎えた決勝。「すべてぶつけよう」(斎城)と意気込んだ早大戦を白星で終え、彼らには優勝しか見えていなかった。まさに「武蔵大はノーマーク」(斎城)だった。 開始2分で#72中澤(社2)が相手のオフェンスからボールを奪い、チャンスを作る。#55梶、#44佐久山がショットを放つが、阻まれる。武蔵も応戦。連続でショットを放たれるが、ディフェンス陣がなんとか抑える。武蔵が流れをつかむ中、何度も#30高貝が相手オフェンスからボールを奪い、チームの流れを変えた。「取りに行くディフェンスが課題」と#30高貝は語る。#44佐久山が接点ラクロスを見せる中、勝負は決まらず1Qを終えた。三冠への思いは2Qに託された。序盤から一進一退の攻防戦が続く。#44佐久山・#41石井(営2)がショットを放つが、ディフェンスに阻まれる。試合は動かない。ラスト2分、#66高島(済2)のスラッシングにより武蔵のフリーシューに。絶体絶命のピンチ。武蔵は絶好のチャンスとばかりにショットを決めた。残された時間は約1分。立大はとにかく走った。

 


 試合終了後、選手たちは「慢心」・「詰めの甘さ」という言葉を口にした。学年試合で1度も負けを味わったことのない彼らにとって初めての敗北。悔しさに耐えきれずフィールド上に力なく仰向けになるもの、涙を流すものもいた。#30高貝は「泣くに値しないゲーム内容だった」と冷静に語った。しかし、2度の優勝・1度の準優勝をという栄冠を獲得。もはや「世代最強」と謳っても過言ではないだろう。さらなる高みへ。最強世代のラクロス人生は、まだ始まったばかりだ――。

 
 
 













(5月10日・玉真拓雄・宮武瑞季)




コメント
 #55梶 
1日を振り返って
チームの雰囲気・勢いが良かっただけに三冠できなかったっていうのはすごく悔しいです。

ー追われる身としての難しさはあった?
あすなろに向けてっていうのもあったのですが、自分たちはそれぞれ課題があったのでそういう所で追われる身というよりは、練習試合とかでも負けていたわけですから、自分たちも追う身としてやらなければいけない立場だったので、追われる身としてのプレッシャーは特には無かったです。


 #30高貝
ー今日を振り返って

どこが悪かった・どういう風に負けてるかって分かってる人も多いから今後につながる試合だったかなと思います。決勝戦は 浮かれない、良い材料だったんじゃないかな。

ー決勝の武蔵はウィンターでは勝ったけど、今回はなぜ負けたと思う?
甘えみたいなもの。みんなの中で優勝できるみたいな空気もあったし、足元すくわれたなって。

ー学生コーチのに関しては?
ミズキさんは初めの方だけだったけど最近戻ってきてくれたから、試合とか見てくれる時はすごい心強かったかなって思う。本当にあの人のやりたいこととかすごいためになるし、あれだけラクロス分かってくれてるとすごいこっちもコミュニケーションも取りやすいしやりやすい。枝広さんは俺らの愚痴とかはくのに対して上手く対応してくれて良かった。文句とか聞いてくれて彼らのストレス軽減にも繋がったし、モヤモヤしてるのをだいぶ減らしてくれてたんじゃないかな?すごい俺らのこと大好きっていう感じの人だったからコーチの人たちみんなに本当に感謝してます。

#56斉城

今日を振り返って

自分自身最初は波に乗れなかったけど、準決勝はサマーとウィンターで決勝点決めてたから今までのジンクスでやれるって自信があって。まあ、準々決勝と決勝は自分の中で入りが悪かった。

早大に勝った要因は

公式戦で1回対戦した時は勝ってたから、大会ではやれるって思ってたし、早大戦にすべてぶつけようという意思が強かったから、入りが良かった。あと、チャンスをしっかりものにしてたから勝てたかな。

 

#90増田

-今日を振り返って

三連覇かかってる試合で、プレッシャーかかる中で良く頑張ってできたなって。みんなで頑張って続けてきたから、勝ち続けることができたし。最後負けたけど、力は均衡してたから負けたとは思ってない。フリーシューが無ければ分からなかったし。でも負けたのは悔しい。

-今後の課題

(自分自信では)声出しするのと、セーブの精度を上げたい。そこができないとリーグ戦でれないと思うのでしっかりやっていきたいです。(2年全体では)個々の力はあると思うから、先輩の中でどう自分を出して行くかがリーグ戦とあすなろとかの違いだからしっかりやっていきたい。


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