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2018/08/06

男子ラクロス部


猛暑はね退け圧勝!目標は「日本一のB」

◆Bリーグ◆
7月15日 対中大 大宮けんぽ芝浦工業サッカーグラウンドB

◆Bリーグ◆
チーム1Q2Q3Q4QTOTAL
立大
中大
【得点者】木村、宮本、石井、大保

SAINTS・Bチームが暑さを吹き飛ばす快勝を決めた!Bリーグ2戦目、対中大戦。相手から8点を奪い、課題だった後半戦の弱さも克服した。「日本一のB」。掲げた目標に向けて、ファイナル4へと駆け上がる。


ジャンプショットを放つ#59小川(社2)
勢いよく始まった第1Q。序盤、相手の素早い切り返しに翻弄される展開が続く。試合開始9分、ゴール裏からパスをつないだ相手ショットをゴーリー・#0高橋(社3)がセーブ。そのこぼれ球を拾われ中大に先制点を許してしまう。しかし、この得点がSAINTSの動きを変えた。#29宮本(済3)が切り込み、ゴール裏へとパスを通し、相手陣地へ攻め込んでいく。試合の風向きが変わった。#12木村(コ2)がゴール左からジャンプショットを放つ。惜しくも枠外となるがそのわずか2分後、木村は2回目のチャンスを逃さなかった。#66高島(済2)からのパスをつないだジャンプショット。立大の初点に木村は大きく右手を掲げた。


勝利を決め抱き合う選手たち  
1-1の同点で迎えた第2Q。先制点を狙う立大は序盤から徹底して攻める姿勢を見せた。#87瀧(コ4)が走りこんでショットを放つと、#74加賀谷(現2)がロングショットで得点を狙う。開始9分、#29宮本が相手ディフェンスをかわしクロスを振り下ろした。ショット成功。またもSAINTSが勢いづく。TO直後、1点を取り返されても、彼らの声が切れることはない。「マーク確認しよう」。練習から意識してきたコミュニケーションが味方する。飛び交う声が彼らを結束させ、勢いそのままに前半戦を終えた。

第3Q開始6分、立大が均衡を破る。相手のショットをゴーリー・#0高橋がセーブすると、すかさずカウンターを仕掛けた。#66高島が相手陣地を駆け抜け、パスをつなぐ。ボールを受け取った#29宮本が体勢を崩しながらも果敢に放ったショットは、ゴーリーのクロスをかわし、ゴールネットを揺らした。この得点により、SAINTSにブーストがかかる。13分に#41石井(営2)、16分に宮本が3得点目を決め、5-2と中大を突き放した。

最終Qの幕開けでも宮本が決めた。TO直後の10分、力強いスタンシューだった。「タイミングを狙って、シュートを狙ってちゃんと打てました」。宮本はこの日4得点。本人も満足のいく結果だったようだ。しかし、この日のヒーローは宮本だけではない。#22大保(済3)には試合にかける想いがあった。「Bリーグはただ勝つんじゃなくて、上のAチームに上がるための選考の場でもあるんです」。この日の最高気温は37℃。太陽が選手たちの体力、集中力を蝕んでいく。しかし、「出たい、活躍したい」その気持ちが大保を奮い立たせた。12分、15分と連続得点を挙げ、見事にチームに貢献してみせた。

結果的に8-3と圧勝した立大だったが、まだ課題は残されている。「(課題は)ライドとクリアですかね。そこが上手く噛み合わないと点だったりリズムが上手く掴めないので、そこをこれからの練習で極めて、次の東大戦に生かせれたらなと思います」。次戦で戦う東大はファイナル4常連の強豪である。しかし、掲げた目標に辿り着くまで負けるわけにはいかない。宮本は「圧勝します」と意気込んだ。日本一に向け、この夏SAINTSが「無双」する。



(8月2日・日野雅由子、合田拓斗)


◆コメント◆
宮本(済3)
ー今日の試合の感想は
教科たないとファイナル4行けないので安心しました。

ー今日の試合の山場は?
後半にいつも弱いので、3Qでいったん落ち着けようと思っていたんですけれど、ブレイクで上手いことパンパンと得点が取れたので、そこが今日の勝ち筋だったんじゃないかなと思います。4Qもいつも弱いんですけれど、しっかりとディフェンスがしのいでくれたので、しまったゲームになったと思います。

ー次戦の東大戦に向けて
東大はめちゃくちゃ強いので、ずっと1部でファイナル4とかに出ているチームなんですけれども、「日本一のB」っていうのが自分たちの目標なので、それになれるように次は絶対に勝っていきたいと思います。圧勝します。

大保(済3)
-試合を振り返って
1、2Qあまり点が入らずちょっと危ういのかなと思ってたんですけど、ミーティングで4Qから勝負しようってことで、4Qから気分を入れ換えて、タイムアウトとって何するかっていうのを明確にしたことが点に繋がったのかなと思います。

-暑さによる難しさはあったか
1つになりにくいっていう。暑いのでなかなか皆も疲れてきて、集中力も散漫になってしまって。やっぱり暑くて、あまりなれないグラウンドでやるっていうのはチームにとって厳しいところではあったんですけど、集まった時とかに「もっとやろうぜ」みたいなそんな声かけがあったのでよかったです。

-今日の自分は半端なかった?
実を言うと3Qまるまるボックスで休んでいて、体調を崩してしまって厳しいなと思っていたんですけど、やっぱりBリーグってただ勝つんじゃなくて上のAチームで活躍するっていう、選考の場でもあるので、どうしても出たいなという思いでやってたのでそれが点に繋がったのかなと思います。

-次戦東大戦に向けて
東大はやっぱりAも強いし、Bも堅実なプレーでとても強いチームなので、そこをいかに暑い中、ミスを少なく、確実に点を取れるかっていうのがATとしてポイントかなと思います。
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