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2018/09/12

アイスホッケー部


[記者コラム]責任感が強すぎる竹高成嘉という男、この涙を忘れず立大を勝利に導いて…

シュートする竹高
目を真っ赤に腫らした竹高(法2)が、佐山(済2)に付き添われて控室から出てきた。9月5日のサマーカップ・京産大戦後、その姿を見て声をかけるのをためらった。竹高はむせび泣き、ゆっくりとした足取で父の元へ歩くと、そのまましばらく話し込んだ。

試合は4-7で敗れたが、2得点2アシストで全4得点に絡んだ。仕事は果たしたかのように見えた。しかし、求めるものは全く違うところにあった。

時間が経ってから声をかけてみると、少し嗚咽を漏らしながら、つぶやいた。「試合を壊したのは僕。とりかえしのつかないことをしてしまった」。続けて、こう説明した。「各セットの役割があって、1セット目は絶対に勝ち越さないといけないんですけど、1Pの最初に失点して、そのあとすぐに失点して、2Pの3失点も僕のしょうもないミスで。3Pの3失点も僕が止められていた失点でした。試合を壊してしまいました」。

幼稚園からアイスホッケー一筋で、「ホッケーが大好きな子って感じ」(篠原=社4)。水戸啓明高では3年時に主将を務め、インターハイベスト16に導いた。立大では貴重な経験者として、昨年5月の関東選手権で1部Aの東洋大から1得点をあげた。昨年9月に大けがで離脱した際は、ドアマンとしてチームに貢献する姿勢をみせた。今年2月に復帰してからは、再び攻撃の柱として2年生ながらチームをけん引している。

地震の翌朝、ホテルを訪れた際の写真
普段から笑顔を絶やさず、先輩後輩問わずにちょっかいをかけるカワイイまさよし。この日の試合でも、3Pが始まる直前に「3点取ります」と笑って宣言していた。だが笑顔とは裏腹に、誰よりも熱い心を持っている。水戸啓明高の1年後輩の梶原(法1)は、「(成嘉さんは)勝ちにこだわるタイプなので、今日は特に責任感じてるなって思います。ああやってみんなのことを考えているわけだから、自分も成嘉さんを勝たせてあげたい」と唇をかんだ。

さらに、八戸からフェリーで来たという父・徹さんが、東北なまりの優しい声で話してくれた。「自分のミスを悔いていたね。負けず嫌いだから。キャプテンやってたから、負ければ自分が悪いっていう癖がついてるんだよね。でも、負けず嫌いだからこそ成長もできるんじゃないかな」。

昨年、完治半年の大けがをした苫小牧で、今回も泣いてしまった。”近未来エース”から成長した”真のエース”は「これが秋リーグじゃなくて良かった」。勝利の夢をかなえるまで、この涙は忘れない。
(9月12日・浅野光青)

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