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2018/09/10

剣道部


関東ではベスト16。次の舞台へ

◆第44回関東女子学生剣道優勝大会◆
9月3日 東京武道館


鍔迫り合いをする大将・黒木
 悔しい結果で終わった5月の個人戦から4カ月。暑くて長い夏を乗り越えた立大剣道部は「団体戦こそは」という思いでこの日を迎えた。先鋒・木村(法4)、次鋒・松原(文3)、中堅・榎本(法4)、副将・鈴木(法3)、大将・黒木(文4)。去年から練ってきたオーダーで臨んだ。結果はベスト16。全日本インカレへの出場権を獲得した。
 シード校である立大は、2回戦からの登場となった。初戦の相手は学習院大。「油断しちゃうとどっちが勝つかわからない相手」。そう語った黒木は、5月の個人戦で学習院大の選手に敗北を喫した。しかし、悔しさをバネに夏を乗り越えた立大剣道部。5月とは一味違う。中堅・榎本、副将・鈴木が一本ずつ取り、危なげなく初戦を突破した。3回戦の埼玉大戦も、相手に一本も取らせず快勝。これで立大はベスト16進出、全日本インカレ出場が決定した。この日の目標は達成したが、次に戦う相手は強豪・国士大。国士大が剣道のために寮生活をし、朝から晩まで練習をしているというのは他校でも有名な話である。この日も2回戦で同じく強豪の法大に代表戦で勝利。立大は円陣を組み直し、国士大を迎え撃った。


松原の勢いを受け継ぎ、試合場に向かう榎本
先鋒・木村は勢いのある試合展開を見せた。相手に休む暇を与えず打ち込んでいく。しかし開始2分、メンを打とうとしたところでコテを拾われてしまった。その後も果敢に攻め、惜しい打ちも何本かあったものの、惜しくも及ばず一本負け。続く次鋒戦では、松原のなんとしてでも一本取るという意志が見られた。結果は引き分けに終わったが、その勢いは中堅・榎本に引き継がれた。「最悪(先鋒と次鋒)両方取られて0-2で回って来ても自分でどうにかするつもりでした」。頼れる主将・榎本も善戦し、勝負は0-1のまま副将戦にもつれ込んだ。副将・鈴木は何としてもこの試合を引き分け以上に持ち込み大将の黒木につなぎたいところ。しかし、鈴木の手元が少し上がったところに相手の鋭い打ちが飛び込んできた。コテを取られた。その後もなんとか相手に食らいつこうとするが、反則二回で一本となり、悔しい二本負け。ここで立大の敗北が決まった。続く大将戦。黒木の相手は、全日本インカレ個人3位の井手。「圧倒されました」。メンもコテも速かった。二本負けを喫し、力の差を見せつけられた。

 強豪国士大に敗北し、ベスト16という結果で終わってしまった立大。入賞には届かなかったものの、次には繋がった。去年の全日本インカレはベスト16。今年の目標はベスト8だ。「高い目標を設定して、去年より一個上、さらに一個上としていきたい」と話す主将・榎本。合宿中は試合練習ときつい練習を並行して行った。合宿後には防具を担いで関西の大学に出向いて対外試合をこなしてきた。苦しかった夏が高みを目指す彼女たちを後押ししてくれるに違いない。  


(9月3日・洞内美帆)


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