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2018/10/02

ボート部


角谷「勝てなきゃ面白くない」  全日本インカレ女子ダブルスカル3位 

◆第45回全日本大学選手権大会◆
  9月6日~9月9日 埼玉・戸田ボートコース

今年の夏も、例年通り往生際が悪い。9月6日から9日にかけて、ボート競技の聖地・戸田ボートコースにて、第45回全日本大学選手権大会が開催された。灼熱の8月が終わっても、未だ太陽がその存在感を発揮している9月の初頭。降り注ぐ日差しは水辺に反射し、キラキラと会場を輝かせた。突き抜けるような青空の下、力強い漕ぎを見せる立大クルーの姿はまさに「夏疾風」。平成最後の夏を締めくくるにふさわしい、堂々たるレースを展開した。


女子ダブルスカル【角谷(コ3)櫻井(コ2)】


準決勝のスタート地点に向かう2人


 「立教の顔」女子ダブルスカル種目には、エルゴのタイムが部内で最も速い「トップクルー」2人のみ出場することができる。昨年度も同種目に出場し、4位という成績を収めている角谷(コ3)。今大会では「頼りになる後輩」櫻井(コ2)とペアを組む。「緊張はしているけど、自分たちがどう戦っていけるのかワクワクしています」。お互いに、「組めてよかった」と述べ合う相思相愛ペアの目標は、「もちろん日本一」。心地よい緊張感と共に、戦いの舞台へ艇首を向けた。  

大会初日にはレースのスタート時刻が大幅に遅れるなどトラブルも生じたものの、安定した強さを見せつけた。2位以下と7秒もの差をつける圧巻のレース内容。しかし、好レースにも彼女たちが満足することはなかった。「まだ改善できることがあるので、まだ速くなれるって前向きに捉えています」。続く準決勝も「しっかりと」1位で通過。試合後角谷は、「これは(優勝が)狙えるかもしれない」と確かな自信を手にしていた。

ゴール直後、3位という結果に天を仰ぐ2人
 

そして、決勝戦。対戦クルーには、第18回アジア競技大会に日本代表として出場した高島・滝本ペア(明大)など、日本一を決めるにふさわしい、そうそうたる面子が並んだ。レースが始まると、スタートから差をつけられた。500メートル、1000メートルと、少しずつ差が広がっていく。ゴールが近づくにつれて、応援のボルテージも高まっていった。「りっきょおー!」仲間からの声援が艇を後押しする。負けられない。自分たちは立大のトップクルーなのだ。最後まで諦めない、食らいつく意識で漕ぎ続けた。しかし、結果は3位。ゴール直後櫻井の目からは、ぽろぽろと大粒の涙が伝った。確かに、日本代表相手に善戦はした。昨年度の4位という結果から順位を上げることはできた。それでも、常に優勝を見据えてきた彼女たちにとって、何よりも先に「悔しい」という感情が押し寄せてくる。レース後の閉会式、優勝校の校歌が流れる中、こぼれる涙を止めることができなかった。  

「勝てなきゃ面白くない」。上に行くためには、勝利の意識を持つ必要がある。4年生の引退まで、残り2ヶ月を切った。後悔はしたくない。その気持ちを胸に、彼女たちはこれからも練習に励む。「革進」に向け、立大ボート部はまだまだ強くなる。
(10月2日・合田拓斗)





◆その他の結果◆

・M1X吉川(観3)敗復D組5位

・M2X渋井(現2)野村(済4)準決D組3位

・M2+加藤(社3)若濱(済2)鈴木穣(コ3)総合8位

・M4-吉田(営3)山口(観2)石政(法2)滝島(文3)総合2位

・M4+中村(現3)魚躬(コ3)森(法4)善当(営4)永澤(コ3)敗復G組2位

・M4X田上(法4)橋本(コ2)安蒜(文4)塚本(コ4)敗復C組3位

・W1X鈴木成(理4)準決D組4位

・W2-三嶋(社1)岩崎(法1)敗復A組4位

・W4+佐藤理(観1)五十嵐(現1)内山(コ3)林原(観4)早川(済4)総合5位

・W4X+土方(コ3)渡邉(法1)木下(法4)小塚(観3)須田(文2)敗復A組3位
 





◆コメント◆
女子ダブルスカル
角谷
ー予選、準決勝、決勝のレース展開について
予選は自分たちのペース配分がうまくいかなくて、予選は上がれましたけど、1着で上がれて、ペース配分が出来なくて、そこが課題でした。 準決勝では風の影響もあったりして、うまくスタートから決まらなくて、残り1500くらいまでずっと出られてる状況になって、けっこう苦しい感じの展開になっちゃって、最後刺して勝てて決勝に上がれたのはよかったのですが、決勝では先に前にうまく出れなくて、ちゃんと2000mを1着でゴールできたらいいなと思ってたんですけど、1位の明大とか2位の富山国際大の方にけっこう、最初の500mで出られて、自分たちから見えない形になっちゃって、けっこう苦しい展開になりました、突風とかにも煽られ、うまく漕げなかったってのもありますけど、やっぱり相手が一枚二枚も上手だったというか、そんな感じで。展開としては自分たちのなかではけっこう攻めていたんですけど、普通に実力で負けたなって感じですかね。

ー今回の順位について
メダルが貰えたことは凄く嬉しいですし、去年はこの種目で出て4位で貰えずに終わっちゃったので。まぁそれは嬉しいんですけど、優勝狙っていたので、そこはやっぱり悔しいなって気持ちです。

ー今後上にいくために必要なことは
もちろん練習はあたりまえにすることだと思うので、普段から勝ちに対する意識を持つというのが大事だと思いますね。

ー明大は特別な存在か
そうですね。明大はわりと特別、そうですね、日本代表の方も多いですし、日立明っていう春に日大と立大と明大で争う対抗戦もあるので。明治が勝つと、やだなぁとは思いますね。
ー来年のインカレの目標はやはり優勝か
そうですね。やはり最後の年なので勝ちたいなと思っています。

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