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2018/09/29

バレーボール部


悔しいストレート負け 「何か変えないと駄目」

◆2018年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦◆
9月22日 対中央学大 亜大体育館
 秋季リーグ戦 第6戦
立 大
17ー25
中央学大
16ー25
14ー25
ハイタッチで士気を高める選手たち

 
 全11試合を戦い抜く秋季リーグ戦もとうとう第6戦、折り返しまでやってきた。この日の対戦相手は中央学大。春季リーグ戦ではフルセットの末勝利したが、この日はまさかのストレート負け。試合後、選手たちの顔には悔しさが滲み出ていた。

 第1セット、滑り出しは悪くなかった。阪本(コ3)や笹本(観1)、及川(済1)などの攻撃により点を着実に積み重ね、接戦を繰り広げた。しかし中盤でミスが増え、相手に流れを持っていかれた。怒涛の8連続失点により大きく開く点差。一気にマッチポイントまで持っていかれ、そのままさらりと第1セットを取られてしまった。セット間、いつもは明るい立大バレー部にもこの時ばかりは重い空気が漂う。しかし、勝利を諦めたわけではない。チームの司令塔・セッター本澤(済2)が神妙な面持ちでスコアを確認し、監督と話し合う姿も見受けられ、第2セットでの挽回が期待された。

取り返したい第2セット。まずはエース・羽田(営3)がスパイクを決めると、続いて決めたのはこのセットから途中出場したキャプテン・武部(社4)。強烈なスパイクで相手のブロックを弾き飛ばすと、吼えてコートを駆け回った。チームの大黒柱が見せた渾身のプレーに、暗かったベンチメンバーもいつもの明るさを取り戻す。大黒柱は攻撃だけではなく、守備でも活躍。安定したレシーブで攻撃の場面を増やすことはもちろん、弾かれてコートの端まで飛んで行ってしまったボールも最後まで追いかけた。4年生の諦めない姿を見た下級生にも活気が。終始相手にリードされ、追いかける展開となるも第1セット後のような暗さはなかった。

 それでも追いつけなかった。ボールをなかなか拾えずに第2セットでも連続失点を許し、9点差でセットを落とした。2セット連続で取り逃したことは大きく響き、流れは完全に中央学大。相手の守備に阻まれ続けた。第2セットで取り戻した明るさも最後は消え、第3セットも相手のものに。惨敗だった。試合後、OBの方々が口にした言葉は厳しいものだった。しかし、その言葉の裏には期待があるはず。この日の悔しさをバネにこれから白星を増やせるか。勝負のリーグ戦後半が始まる。
(9月28日・洞内美帆)

◆コメント◆
武部
ーリーグ戦も折り返し。今までの試合を振り返ると
 今までは1セットしか取ってないですが、これから全部のセットを取って3ー0で勝つとか、負けが許されない戦いになってくると思うので、入れ替え戦もこのままだと行っちゃう流れになるかもしれないので、これまでの試合は結構メンバー入れ替えてやってきたじゃないですか。俺が入ったりとか違うプレイヤーが入ったりとかありましたが、そこらへんを流れが悪い時とか使っていきたいなと思います。何か変えないと駄目なのかなと思います。
ー明日は大事な産能大戦
 本当に大事ですね。明日のために自分はやってきたのもありますし、産能大は自分の中でライバルなので。自分が1年生の時からやってきているので、3部一緒にやっていて2部も一緒に上がってという感じで、ライバルなので。明日は本当に勝ちたいですね。
本澤
「勝てる相手に負けてしまったことがまず駄目ですし、もう少しできることがあったと思います。ミスも多かったですし、もう少し工夫してできればよかったと思います。春は勝った相手でしたが、春は相手のミスにつけ込むことができていたのに、今日は相手がミスしたときにこっちもそれ以上にミスをしてしまいました。ミスをした人がその後に引きずらないように周りも声を掛けられれば良いと思います。」
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